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勇気を出して はじめてのタイラバ! 下関市安岡の沖で 家族で釣り満喫!

恒例行事になりつつある、お義父さんプレゼンツ・家族釣り大会!
2020年はコロナのため残念ながら中止となりましたが、今回はそのリベンジということで、エリアも釣り方も一新して気持ちも新たに再開です!

フィッシングスタイル:タイラバ

私もこれまで、経験は浅いながらも様々な釣りに挑戦してきました。
はじめて「ルアー釣り」というものを知った時も、「エサがないのに釣れるなんて…!!」と衝撃を受けたものでしたが、今回のこの タイラバという釣法にいたっては、更に上をいく衝撃、まさに度肝を抜かれるような衝撃でした。

タイラバとは

タイラバの概要については、以下のサイト等をご覧ください。

初心者必見!これから始めるタイラバ入門!(ナチュラム Webサイトより)

とにかく、ギョロッとした目玉のような大きな重りが、針のすぐ近くに付いていて、針はモジャモジャしたゴム製のビラビラに隠してあるんです。それも2本!

で、重りは固定されていないのでラインに沿ってスイーッと動く仕掛けになってます。

コレを海底まで沈めて、着水した途端に間髪入れずスーッと巻き上げると、それに真鯛が喰いつく、という釣り方なんですね。

マユツバって言葉がこんなに的確に当てはまる事象がありますか!?

タイラバを経験した人は皆一様に、「マジで釣れる!」と声を揃えます。しかし、私はものすごく興味がありながらも、果てしなく半信半疑…。

なぜなら…

下関のレジャー「関門海峡で船釣り」はアクティブな家族にオススメ!テンヤ仕掛けで真鯛・コチ・ヒラメまで爆釣!(ただしオレを除く)初心者目線でレビューします

私は過去の家族釣り大会で、関門テンヤという釣り方で他のメンバーが爆釣劇場を繰り広げる中、最後まで真鯛を釣り上げることのできなかった圧倒的下手っぺ親父なのですから…。

なので、「タイラバすげぇ釣れる」という話を聞くたびに、「そりゃアンタが釣り上手じゃけぇよ… オレなんてどうせ…」と、イジけた気持ちで枕を濡らす夜を越えてきたのでした。

それでも船は出港する

今回お世話になったのは、下関市安岡の遊漁船「Dreamer’s High (ドリーマーズ・ハイ)」さんです。

この Dreamer’s High船長早野さんがなんとも表現できない素敵な魅力をお持ちの方で、おかげさまで1日素晴らしい釣行になりました!と大きな声で言いたいです。

プレジャーボート!

それから今回、これまでの釣行と明確に違うのが船の種類です。
関門での釣りはいかにも昔ながらの「漁船ッ!」って感じの出立ちでしたが、Dreamer’s High が使用しているのはいわゆる「プレジャ〜ボ〜ト」です。キャスティングデッキがあったり、Bluetooth接続可能なオーディオが付いてたり、トイレまでなんだかオシャレで、海上でのあらゆる プレジャー悦び が完全装備されている感じ!

ワックワクで出港です!

最初のポイントに到着

港を出て数分、朝日を背に船は走り、すぐに最初のポイントに到着しました。

ポイントの秘密

船の向きを調整し、船長が「(船の)右側で釣ります」と案内してくれました。
関門海峡では左右全方向に向けて竿を出してましたが、今日は1方向だけなんだな… となんとなく浮かんだ疑問でしたが、すぐに解決します。

水深20mという、意外にも浅い海域での釣りだったのですが、80gほどのタイラバの仕掛けは、船の右側に向かってどんどん流れていきます。
私のイメージでは、タイラバとは潮の流れにビクともしない重さで、ほぼ真下に向かって釣るというものだったので驚きました。

水深の浅いポイントを選んでくれているのも船長の作戦で、水深が深ければ深いほど、仕掛けが海底に着底したことに気づく(「底をとる」と言います)のが難しいため、初心者の釣行では浅いポイントから探っていくのだそうです。

タイラバの釣り方

船長から タイラバ の釣り方のレクチャーがあります。
ロッドとリールをレンタルした お義母さん、奥さん、息子 は、ベイトリールの扱い方からロッドを脇に挟む構え方まで丁寧に教えていただきました。

ところが お義父さん と 私 は自前のタックル、しかも丘からシーバスを狙うための長くて硬いロッドにスピニングリールという、タイラバには明らかにミスマッチなタックルであったため、せっかくのレクチャーを活かすことができません…。ロッドの形状が違いすぎて、脇に挟むことすらできないという…。

いざ、実釣!

仕掛けを沈め、底をとったら間髪入れずにリールを10回巻く。
そしてまた仕掛けを沈める…。

この作業をひたすら繰り返します。

繰り返していると段々ラインがロッドの前方に向かって伸びて、仕掛けが遠くに流れていってしまっていることが分かるので、私は何回か繰り返した後は再び全てラインを巻き取り、最初からやり直していました。なーんとなく、リールを巻いた時に ちょっとでも仕掛けが上方向に跳ねる演出の方が良さそうな気がしていたからです。

本日の一番竿 消える疑念

そうこうしていると、息子のロッドにアタリが!

タイラバという釣り方の摩訶不思議なコツのひとつは、魚のアタリがあってもそこでロッドをしゃくって合わせたり、巻くのをやめたりせず、ひたすらこれまでどおりラインを巻き続けること なのだそうです。

いとも簡単に釣り上げて見せた息子…!一気に船内が盛り上がります。

この釣り大会の開催が決まってから、家族の全員が抱いていた懸念が払拭され、言葉の端々にダダ漏れてしまっています。

「オォ、マジで釣れた…」

本当に釣れたね…!!」

まさかこんな簡単に釣れるとは…」

そして現実を目の当たりにし、私も俄然やる気になります。

オレ流のタイラバ… 失敗…

今回のタイラバに挑戦するにあたり、私には道具の面で不利があることを、最初のヒットで思い知らされます。

ファーストヒットは突然に

それは息子が釣り上げて間もなくでした。

私はスピニングリールを使っていたので、スプールから引き出されるラインが一瞬止まり、それから再び今度は少しゆっくり引き出され始めるのを着底のサインと見極め、底をとったらできるだけ早くベールを戻し、直ちに グルグルグル〜ッ と、感覚的には「やや速め」にラインを巻き取る、という手順で真鯛にアピールしていました。すると

ガツンッ!

とロッドにアタリがあり、これまでこのロッドで感じたことのない重さで下方向に引っ張られました。

「オワッ!来たッッ…! ちょッ、重ッ…」

と、あからさまに動揺し、必死にロッドを立ててグルグルとリールを巻こうとするのですが、なんせ手応えが重すぎて片手でロッドを立てて片手でリールのハンドルを回すという動作が非常に困難です。

船長も「これはデカいよ〜!」と言いながら手網を用意してくれています。

ところがその直後、船長がふと何かに気づいたように「竿硬いけぇドラグ緩めて!」と言います。

ロッドのミスマッチ

私が使用していたのはシーバスや、場合によってはブリやヒラマサのような青物ともファイトできる硬いロッドです。水平方向に泳いで逃げようとする魚に対抗するには適していますが、垂直方向に引き込もうとする魚には、柔らかくしなって耐えることのできるロッドが向いており、私のような硬いロッドでは、ラインに直に負荷がかかりすぎてしまってラインが切れてしまったり、下方向に引っ張りながら暴れる魚の衝撃を吸収しきれずにハリが外れてしまう可能性が高まります。

そのため、ロッドのしなり以外の方法で、ラインに高い負荷がかかる状況をできるだけ回避しなければなりません。

リールの設定ミス

それが「ドラグを緩める」という対処法です。

リールには「ドラグ」という機能があり、魚が掛かってラインを巻いている時でも、魚の引く力が強すぎて大きな負荷がかかると空回りしてラインを送り出し、ラインが切れることを防いでくれるようになっています。

スピニングリールの場合はスプールを締め付けているネジ状の部品を手で緩めることで簡単にドラグの効き具合を調整できるのですが、私はドラグを緩めなければならないほどの大物を釣ったことがなかったので、ギッチギチに締めたままになっていたのでした。

アッ、そうかドラグ…!

と思った時にはすでに遅く、ゴッ…という寂しい感触と同時にロッドが軽くなり、アッ…アァ…というため息と共に、先に何もついていないラインだけが巻き上げられてきたのでした。

タイラバの選択

逃がした魚は大きい と言いますが、本当に悔しさはハンパなく、

「アァ、あらかじめドラグを調整しておけば…」とか

「船長さんもデカいって言うてたぐらいだから、釣り上げていたら今ごろドヤ顔で…」とか、妄想特急が止まりません。

それでも、真鯛のヒットしたあの感覚をもう1回味わいたい…!そして今度こそ釣り上げたい…!という強い気持ちでタイラバを付け替えます。

事前に友人から、この辺りはタイラバするならとか金系が良いよ!と聞いていたので、迷わず赤系のタイラバを選び、取り付けます。実は先に釣った息子にもそのことを伝えて、赤系のタイラバを選ばせていたのでした。

オレ流のタイラバ… 決戦!

ファーストヒットは残念ながらバラしてしまいましたが、タイラバの色や、誘い方の方針は間違っていなかったようなので、気持ちも新たに仕掛けをキャストすること数回…

獲ったど〜ッ!

上のツイートは1匹目ですが、何回かのポイント移動の間に上のような塩焼きサイズの真鯛を2枚と、ひと回り大きい刺身サイズの真鯛を1枚 釣り上げることができました。

そしてさらに、良型のマゴチも釣り上げてキメ顔です。
過去の釣り大会のポンコツぶりはいったいなんだったの!?ってくらいのリベンジっぷりです。

タイラバ大成功!全員安打達成

船長さんに申し訳ないくらいに半信半疑で臨んだタイラバ、終わってみれば爆釣という結果でした!

お義父さんと息子のダブルヒット

最も疑っていたお義父さん、密かにクーラーボックスの中に冷凍のエビを忍ばせていて、タイラバがうまくいかない時には奥の手として発動する予定でしたが、バッチリ孫とダブルヒット達成!

奥さん

当日体調がすぐれず、船酔いや途中でダウンを心配していた奥さんも気を吐いてしっかり真鯛をゲットしました!

お義母さん

船の最後尾で静かに釣っていたお義母さんも、リリースサイズの魚を多数釣り上げていましたが、もちろん真鯛も釣り上げています!

本来は6時に出港して10時までの4時間が通常のプランなのですが、全く釣れていない場合は船長の判断で延長してくれることもあるそうです。今日はファミリーだしまるっきり初心者だし、男2人は変なロッドにスピニングリールだしで、船長も延長覚悟だったそうですが、結果は全員最低1枚は真鯛を釣り上げることのできた「全員安打」‼︎

これは船釣りにおいては船長の腕によるところが大きいのではないでしょうか。

早野船長、ありがとうございました!

これで終わらない、至れり尽せりの Dreamer’s High

関門海峡での釣りでは、最後のポイントから帰港するまでに、客は生簀から釣った魚をクーラーボックスに移しておくのが暗黙のルールでした。

それを知らずに船長にイヤミを吐かれた記録がブログに残っています。

ところが、こんなに違うのか、Dreamer’s High は…!

なんと帰港したら早野船長が自ら全ての魚を締め、新鮮なまま持ち帰れるようにしてくれます。

大きいサイズの真鯛は 神経締め という、特に鮮度が保たれやすい締め方を施してくださいました。
響きも恐ろしいこの 神経締め は、真鯛の背骨にワイヤーを突っ込んで神経を破壊することで、言うならば魚体が「死んだことに気づいていない」状態にし、鮮度が保たれるという、名前だけでなく やってることまで恐ろしい という最強の締め方です。

船長いわく、2日間くらい置いてから刺身にしたら美味しいよ だそうです。
これは自分で釣って、神経締めを施した魚でないと味わえないでしょうね…!

本日の釣果

どうですか!
手のひらサイズより小さいものは結構リリースしましたから、なかなかのハイペースで釣り上げた感じです。

我が家ではシゴ(下処理)するまでが釣りという家訓なので、帰ったら父子で鱗を取り、腹ワタを出したり頭を落としたりして調理してくれる人に渡します。

私もマゴチの刺身を引きましたよ!

みんなで釣ってみんなで食べるのが家族釣り大会の醍醐味

釣りをスポーツとして、キャッチ&リリースを基本としている釣り方もありますが、私はあくまで「食べるために獲る」が釣りだと思っています。

ましてや今回のように、家族で釣って、協力して食卓に並べて、みんなで食べる、というのは、ファミリーフィッシングならではの醍醐味ではないかな…と思います。

日頃魚をあまり食べない息子も、今日ばかりは (船長に「せっかく釣った魚、食べろよ?」って言われたこともあってか) 真鯛の塩焼きを頬張っていました。

帰り道の余韻まで楽しい釣り

これはもう完全に自己満足の世界です。

夕方まで奥さんの実家で過ごした帰り道に国道191号を通りながら響灘に沈む夕陽を眺め、その視界の中に今回のポイントが全て映っている… それをしみじみ感じながら、真鯛の強い引きを思い出す…。

最高かよ最高かよ…!と心の中で繰り返しながらの家路。
また必ず行きたいですね… Dreamer’s Highタイラバ…‼︎

早野船長を紹介したRadiotalkも録りました

童拳坊主の応援トーク #063_タイラバと船長にハマった話

音声メディアも細々やってまして、こちらでは釣りそのものよりも船長の考え方や人柄にクローズアップしてみました。

響灘でのタイラバおすすめタックル

今回、私はタックルで失敗しちゃいました。硬いロッドだったので、結局 真鯛が大きければ大きいほど強い垂直方向の引きに耐えられず弾いてしまって、結局3回も大きなアタリをバラしてしまうハメになりました。

失敗しないためにも、タイラバ専用のタックルで臨みましょう!

初心者にオススメなのが、ロッド1万円・リール1万円ぐらいの価格帯で、各メーカーがラインナップしている上級者モデルの廉価版です。以下にダイワの「紅牙 X」シリーズでまとめてみましたので参考にしてみてください。

同じように大手のシマノも「炎月 BB」というシリーズを展開していますが、価格が若干高めだったので、今回は「紅牙 X」を紹介しています。

「道具なんてなんでも…」って思われる方もおられるかもしれませんが、初心者こそある程度評価の高い道具を使うべきです。細かい善し悪しは分からなくとも、今回紹介するクラスのものであれば、いわゆる「安かろう悪かろう」クラスの道具とは明らかに違います。せっっかくトライするタイラバを楽しめるか否かが大きく異なってきますので、ここは思い切って良いタックルを選びましょう!

ロッド

タイラバロッドの基本は、特に先端が空洞ではなくで中身のつまった「ソリッドティップ」のものが柔らかく、よくしなるのでオススメです。

もっと高級なラインナップになると、先端から根元まで全て詰まった「フルソリッド」というタイプもあるそうです。

リール

リールもベイトリールをオススメします。これはスプールをフリーにしてタイラバを落とすのもワンタッチ、底をとったら特に操作することなくただハンドルを巻き始めるだけで良いという手返しの良さからも言えるでしょう。

ハンドルが左についたものもあります。
私は主にルアー釣りをしていて、右手でロッドを支え、左手で巻くというスタイルに慣れているので左ハンドル派です。

ライン

ラインはPE(ポリエチレン)素材のものが、細くて軽いうえに伸びないのでオススメです。

0.8号ぐらいのものであれば大きいサイズの真鯛にも負けません。
響灘では青物が狙える場合もあるので1.0号をチョイスしてみました。

リーダー

PEは引っ張る力には強いのですが、摩擦に弱いという欠点があります。
根で擦れて切れないように、リーダーというフロロカーボン製の摩擦に強い糸を繋いでタイラバを取り付けます。

今回、Dreamer’s High で用意されていたリーダーも5号でした。

タイラバ

本文でも少し触れましたが、タイラバは今回のポイントでは80g程度の重さのもの。
色は明け方は赤系が反応良かったです。日が昇ってきたら緑色系も釣れてましたね。

私は今回、タイラバ1個を真鯛に持っていかれ、もう1個はフグにビラビラをかじられて使いものにならなくなってしまい、計3つのタイラバが必要でした。

途中で色や重さを変えたりするのであれば、たくさん用意しておくに越したことはありませんが、これまた良いものはそこそこお値段がするので迷いどころです。

比重の重いタングステン製のタイラバもあります。これは重さに対して小さく作ることができるので、魚に対するプレッシャーが少なく、よく釣れるのだそうです。
こればっかりはお金にモノ言わせる世界ですね…。