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干し柿のススメ。必要なモノは百均で揃えて、お手軽にできる!

INDEX

  1. 必要なものを買いに行く
  2. 柿の皮剥きと紐への括りつけ
  3. 熱湯にくぐらせる
  4. 軒下に吊るす
  5. ひたすら干す。ときどき揉む
  6. つまみ食いで完成度チェック

ドライフルーツが好きです。

家にも渋柿が生るのですが、今回は親戚からダンボール箱いっぱいにもらったので、干し柿作りです。12月の初めに干し始めて、年末まで干しました。

必要なものを買いに行く

最寄りの百均ショップで買い出しです。

  1. 麻紐 言うまでもなく、柿をくくるために使用します
  2. 靴下干し 柿をくくった麻紐を何本も吊るす時に役立ちます
  3. 洗濯ネット 大事な干し柿を、鳥や虫から守ります

麻紐は雰囲気で選びましたが、毛羽立ちます。細かな毛羽立ちが柿に付着するので、嫌な方はビニールの梱包紐などを準備することをお勧めします。

靴下干しに洗濯ネットかけてて雰囲気もヘッタクレもあるかぃ!と思割れるかもしれませんが、出来上がった干し柿をお裾分けするトキなど、麻紐の方が雰囲気あるかな…?なんて思ったんですね。

あと、軒下に吊るすための物干し台やロープがない場合には、準備しておきましょう。

柿の皮剥きと紐への括りつけ

50個くらいあるので、妻と流れ作業で行います。妻が皮を剥き、私が紐に括っていきます。

干し柿を作るコトを母に話すと、皮を剥くトキは、先っちょを少し残しておくものだと教わりました。
何故かは分からないと母は言っていたのですが、ネットで検索したら、

  • 形が崩れるのを防ぐ
  • 揉む工程で、中身が流出するのを防ぐ

などの理由があるようです。

紐に括りつける際に、最初は1つずつ「結んで」いたのですが、途中から、柿のヘタについた枝に紐を一周「巻く」だけにしました。面倒だったからそうしたのですが、干し柿が出来て紐から外す時にも、巻いてあるだけの方が簡単でよかったです。それでも一番下の柿だけは結ばざるを得ませんが。

干し柿にする柿のヘタには、枝をT字に残しておくのが基本です。
ところが時々、枝が残っていない場合があります。
そういう柿はよけておいて、竹串を貫かせて、梯子状に紐を結んで準備します。

1本の紐に4〜5個、柿を括りつけると、1つずつがなかなか大きい柿だったこともあり、そこそこの重さになりました。

熱湯にくぐらせる

柿の皮を剥き始めるトキに、大きな鍋にお湯を沸かし始めておきましょう。
紐に括りつけた柿は、数秒間熱湯にくぐらせることで、表面を殺菌し、干す工程でカビの発生を防ぐことができます。干し柿作りの最大の敵はカビだそうです。私はこれまで幸いにも、干すトキにカビたコトはないのですが、冷蔵庫に入れていたものがカビたコトがあります。

お湯にくぐらせるのは3〜5秒で十分とのことです。あまり浸けすぎると柿が煮えてしまいそうなので、ほどほどにしておきます。

軒下に吊るす

我が家は2階にベランダあり、その真下がウッドデッキ担っているので、ベランダの板の隙間からパラコードを垂らし、ソコに洗濯ネットで覆った靴下干しを結びつけました。今回は吊るす柿の量も多く、重さもあるので、靴下干しのフックだけに重量が集中しないよう、靴下干しのフレームにも数箇所パラコードを張りました。

靴下干しについている洗濯バサミが微妙に邪魔です。いくつか取り外して吊るしました。

洗濯ネットのファスナーの隙間から、柿のついた紐を差し込んで、靴下干しのフレームに括りつけて吊るす。結構大変な作業です。

ひたすら干す。ときどき揉む

後は、ひたすら待つばかり。少しずつシワシワになりながら縮んでいく柿を、2週間後くらいから時々揉んで、熟成を促します。

タンニンが表面に出てきて、黒くなってきているものもありますが、食べて影響はありません。

カビも生えていません。白い粉のようなものがふいていたら、それは果糖が結晶になっているだけなので問題ありません。

つまみ食いで完成度チェック

2週間も干すと、渋みは抜けて甘くなりますから食べられるっちゃー食べられます。干し柿の頃合いの好みも人それぞれでしょう。ちょっとウェットでジューシーさの残る干し柿は「あんぽ柿」と言うそうです。私はレーズンくらい乾いた方が好きですが、あんぽ柿の頃に種の周りの実をチュルッと食べるのも好きです。

たくさんあるので、時々つまみ食いを兼ねて頃合いを確かめていきます。
何でもつまみ食いや、隠れてコソコソ食べるモンが旨いですね。

 

年末の大掃除に合わせて全て取り込み、タッパに入れて冷蔵庫で保存しました。
おやつに良し、デザートに良し、強いお酒のおつまみに良し、柿があれば低コストで作れる干し柿、オススメです。