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6つの工夫で「所有感」と「検索性」がアップ!シン流 モレスキンノートの使い方

INDEX

  1. 何事も最初が肝心!
  2. しおりの端を結ぶ
  3. “In case of loss…”を記入する
  4. クォリティコントロールのステッカーを貼る
  5. ページ番号を振り、インデックスページを作る
  6. 最初のページを書き入れる
  7. ついでにモレスキンノート用にペンまで新調

先日、モレスキンノートを久しぶりに購入した記事を書きました。

再びやってきたモレスキンサイクル!! デジタルとアナログの使い分けで令和のGTDスタイルを確立(したい)!

今回はこのモレスキンノートを実際に使ってみます!

何事も最初が肝心!

モレスキンノートを購入すると、使用し始める前に行う「儀式」みたいな作業があります。

  • “しおり”の端を結ぶ
  • “In case of loss…”を記入する
  • クォリティコントロールのステッカーを貼る
  • ページ番号を振る
  • インデックスページを作る
  • 最初のページを書き入れる

私はこれだけの手順を踏んで初めて「オレのノート」になった、って感じがしてきます。

それぞれの“儀式”を紹介します。
ひとつひとつの作業を説明することで、モレスキンノートの特徴も紹介できそうです。
それでは早速見ていきましょう。

しおりの端を結ぶ

モレスキンノートはポケットサイズでも200ページ近く綴られてて、使用中にページ迷子にならないように しおり になる紐がついています。
この紐の端がほつれてしまわないように、私は1回結んでいます。

“In case of loss…”を記入する

モレスキンノートの代表的な特徴のひとつがこの

In case of loss, please return to:

っていう、表紙を開いた見開きの右側のページです。
要するに、「拾ったらここに返してね」ってコトで、持ち主の氏名や連絡先が記入できるようになっています。

「拡張した脳」とも言える大切な存在ですから、万が一失くしてしまったらなんとか手もとに戻ってきてほしいものです。

そこでこのページには、持ち主の情報の他に、

As a reward: $

と、届けてもらった場合の謝礼金額を記入する欄も設けてあります。

かつて私はここに ”$100” と記入していました。もしも私がノートを落として、拾った人が届けてくれたら 10,000円強 もの謝礼を支払う覚悟でしたが…

最近は「a good lunch + desserts」と書き込んでいます。「デザート付きの良いランチ奢ります!」ってトコです。コレは先述の書籍「モレスキン「伝説のノート」活用術」を参考にしました。

クォリティコントロールのステッカーを貼る

モレスキン ノートの巻末にはポケットがついているのですが、購入時、そこには取扱説明書の他に、多分ロットナンバーとか製造番号とかいう類のコードだと思われる「Quality Control」と冠されたコードが記されたシールが入っています。

別に誰かがそうしてた、ってワケではないんですけど、私はそのコードを、ポケットのひとつ前のページに貼るようにしています。意味はないですが、そういう習慣です。

ページ番号を振り、インデックスページを作る

アナログなノートで200ページもあると、何を書き込んだのか後で振り返ったり、以前に書いた内容を改めて確認する必要が生じたりします。

そんな時に検索性を高めるため、私はあらかじめページ番号を入れ、さらに最後の数ページを使用して「インデックスページ」つまり目次を準備しています。

基本的に私はモレスキンのノート1ページにつき ひとつ のテーマの事しか書き込まないようにしていますので、例えば1ページ目にブログのアイデアについて、例えばモレスキンノートの使い始めの儀式について羅列し書き留めたら、インデックスページの1ページ目の見出し欄に「191003 ブログアイデア(モレスキン使用開始の儀式)」と記入します。最初の6桁の数字は日付(YYMMDD)です。

こうすることで、後からブログを執筆する際にメモの内容が必要になったら、インデックスページから該当ページを素早く検索できるワケです。

モレスキンノートを使い始めた頃は、全てのページ番号とインデックスページを手書きで書き込んでいました。
最近の2~3冊は、0~9のナンバーゴム印とスタンプ台を使用して、1ページずつナンバリングしています。手作業による数字のねじれや濃淡、ヨゴレなども「アジ」があって良いよね、と思っていたのですが、今回ブランクがあったからか、途中でエラく にじんだり、周りを汚したりしてしまって、判読できない数字もできてしまいました。

備忘録的にポケットサイズのクラシックノートのナンバリングの際に覚えておくと便利なことを記録しておきます。

  • 表紙を開いて、”In case of loss” のページの次のページは「のりしろ」が広いので使用しない
  • そのまた次のページは 「カバー」的に扱うので、書き込みはしない
  • 「カバー」のページをめくった見開き右のページを1ページ目にする
  • 1ページ目から177ページ目までページ番号を入れ、その次のページ(178ページ目にあたるページ)から、1ページあたり20ページ分のインデックスページを準備すると、巻末の「のりしろが広いページの ひとつ前のページ」までがインデックスページになる

最初のページを書き入れる

さぁ、これでモレスキンノートは準備が整い、いつでも書き始めることができます。

…が!真っ白なノートに最初の1文字を書き込むためにソコソコ勇気がいります。
私は1ページ目には「はじめに」のような、これからこのノートをどう使用していきたいのか、とかこのノートを使用し始めるに至った経緯(どういう理由でポケットサイズやプレーンタイプを選んだかなど)を書くことが多いです。

とにかく真っ白なノートに気楽に何でも書いてしまって、言ってしまえば「汚した」という既成事実を作ってしまうのです。

そうすると不思議なくらい2ページ目は気楽に使えます。

どうしても…っていう場合の逃げ道はカバーページです。
1ページ目にダサいコト書いちゃった…って凹んでしまったら、いつか格好いいコトをカバーページに書いちゃえば良いか、と開き直ってしまいます。オシャレなステッカーを見つけてカバーページに貼ろう、とか。
そうすれば、ダサいコトを書いたページはそのノートの「顔」ではなくなって、「いろいろなコトが書いてある177ページの中のひとつ」となり、気にならなくなります。

カバーページを2枚用意しておくのも良いかもしれませんね。敢えて1ページ目だけは最後に使う、とか。

ついでにモレスキンノート用にペンまで新調

モレスキンノートを語りだすと、たいがいペンとの組み合わせの話題になります。

最も有名なのは、LAMYSAFARI ではないでしょうか。

私もコンバーターを換装しブルーブラックのインクを入れた SAFARI の万年筆を使用していました。

また、同じシリーズのボールペンも黒・赤・青を用意して、一緒にバッグに入れてたものです。

確かに、良いノートですから良い筆記用具を使用したい。格好つけて万年筆!という気持ちになっちゃうのはガジェット好きBOYなら当然な流れだと思いますし、私もそうでした。

でもミニマリスト思考になってきてからは、そこまで万年筆に強いこだわりはなくなってきました。
そもそも、万年筆のインクはモレスキンノートの紙だと「裏抜け」しちゃって見た目があまり良くないんですよね…。

でもせっかくだからやっぱり筆記具は質実剛健な良いものを使いたいです。

そこで私は、パーカーの「ソネット」というボールペンに、「ジェットストリーム」のリフィルを換装するという方法を取りました。

コレ、控えめに言って最高ォです。
ステンレスの重厚で堅牢なボディの パーカー「ソネット」に、泣く子も黙る「ジェットストリーム」の書き心地!

芯を出すために、ノック式でカチカチやるんじゃなくて、ボディをヌルッとツイストする所作セクシーだと思うのですが変態でしょうか

かくして、このようにして、私のアナログなアイデアを紡ぎだす環境が整ったよ、というお話でした。