下関100人カイギで今さらながらタイガーフークのことを詳しく知って感動した話
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来る2月9日の ふくの日 で活動11周年を迎えるという 下関が誇るヒーロー、 海峡戦士タイガーフーク の活動について、恥ずかしながらわたしはほとんど何も知りませんでした。
今日、2024年2月5日、下関100人カイギに参加して、生タイガーフークのお話を聴いて非常に感銘を受けたので、記事にして残しておきます。
タイガーフーク誕生の背景
悩みを抱えて誰にも相談できない子どもたち
つらさに耐えかねて自ら命を絶ってしまう子どもたち
文字にするだけでも胸を締めつけられる、こんな子どもたちを守りたい、とタイガーフーク(の前身)は考えていました。
イクメンサークルを作り、キャンプや農業体験などのイベントを開催して、子どもたちの心を育む活動をしていましたが、イベントに参加してくれた子どもたちにしか、自分の思いが伝わらない…。
この思いや取り組みを、どうやったら多くの子どもたちに伝えられるだろうか…
と考えていた時、日頃は朝なかなか起きられない子どもたちが、
日曜日の朝、仮面ライダーやヒーロー戦隊のTV番組を見るためなら早起きできていることに気づき、
「自分がヒーローになれば、よりたくさんの子どもたちに見てもらえて、自分の思いを届けられるかもしれない…」
って思いついたのがきっかけなのだそうです。
タイガーフーク自身がもともとヒーロー戦隊フリークで…みたいなきっかけではないから、タイガーフーク自身はヒーローにあまり詳しくないんですって。
タイガーフークのショーの特徴
タイガーフークのヒーローショーは、よくありがちな、世界征服を目論む悪の組織が暴れて、タイガーフークがやっつけて…というストーリーにとどまらず、いじめ問題など、子どもたちの身近に起こり得るトラブルをテーマに盛り込んでいて、子どもたちを啓発する内容を意識しているのだそうです。
なんちゅー尊いお話なんじゃ… 尊いっていうかもはやナムい…!
タイガーフークの活動
夏休み明けの9月1日に自殺を企図する子どもが多いと聞いたタイガーフークは、夏休み前の7月のうちに、「ぶっちゃけノート」っていう、悩みを抱えた子どもが、知り合いや家族には言えない気持ちをぶちまけたり、ケアの専門家につないだりすることもできるツールを配り続けていて、その総数は10年間で累計84300冊にもおよびます。
タイガーフークの決め台詞
「天命を全うするが我が命、咲かせてみせよう自分なりの華」
タイガーフークはいろいろなことを子どもたちに伝えてようとしてくれていますが、中でも最も強く伝えたいことは「命の大切さ」なんだな…ということがよく分かる決め台詞です。
人それぞれの良さをお互いに尊重しながら生きよう、生き抜こう
わたしはそんなメッセージを受け止めました。
タイガーフークを呼ぼう!
タイガーフークは、各種SNSや、公式Webサイト等で、「NPO法人タイガーフークプロジェクト」の代表である 井上 大次郎 さんを通してイベント等の出演オファーが可能です。
井上さんは、タイガーフークが10年かけて活動してきたことを表現したショート動画の再生数を、半年間の肉体改造動画でバズってブッちぎりで超えてしまったという逸話の持ち主です。
こういうヒーローやキャラクターを扱う記事を書く際は、どこまで設定を遵守したら良いのか迷っちゃいますが、できるだけそこは子どもの夢を一番に尊重したいと思います…!