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環境省主催「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」に参加しました(2015.3.22)

INDEX

  1. 「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」とは
  2. 出会いその1 後の師匠的先輩ハンター
  3. 出会いその2 猟友会と繋がる架け橋
  4. 山口県猟友会からのスカウトを受ける

2015年3月22日(日) 山口県下関市で開催された 環境省主催の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」に参加しました。

本来は2014年に開催予定だったそうですが、台風で延期となり、この日の開催となったそうです。
猟師になることを思い立ったのが2014年の年末頃でしたから、延期にならなければ、参加できていなかったことになります。

「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」とは

狩猟の魅力や社会的役割、安全な狩猟方法等を紹介し、鳥獣保護管理の担い手となるきっかけを提供することを趣旨に、環境省が全国で開催しているイベントで、2014年度は山口県会場を含めて全国5会場で開催されたようです。

詳しくは「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」Webサイトで!

今回私が参加した回では、

  • ハンターによるテーマトーク『狩猟のイロハ』
  • 狩猟ワークショップ(箱ワナの実演、ハンティング疑似体験)
  • 若手ハンターとのトークセッション『私がハンターになった理由(わけ)』
  • 狩猟ワークショップ(若手ハンターとのフリートーク)

などが催され、これから狩猟について色々知りたい私にはまさに打ってつけのイベントでした。

 

他にも

  • 狩猟免許取得相談
  • ジビエの紹介・試食コーナー
  • 猟具の展示
  • 鳥獣被害相談コーナー
  • 剥製展示
  • 猪鹿ほねほねクラフト体験
  • 書籍紹介
  • パネル展示(「食料捕獲作戦」「匠の技が生み出した猟銃」「若手ハンターからのメッセージ」)

など、モチベーションの高まる内容盛りだくさんで、嫌が応にもテンションの上がるイベントです。

出会いその1 後の師匠的先輩ハンター

先述の「猪鹿ほねほねクラフト体験」ブースに、シカやイノシシの角・牙・骨を使用したアクセサリー制作のワークショップを開いている、いかにも精悍な感じのハンターさんがいました。

私も作品をひとつ頂いて、少しお話をさせていただきました。

この時には、私はまだ狩猟のイメージもできていない段階で、猟友会が何なのか、猟期がどうなのか、駆除隊がどれなのか、全く知らなかったのですが、「とにかく猟を始めたら、最初は無理をしてでも根詰めて猟に参加した方が良い」というアドバイスを受けました。

共働きで子どもも小さく、なかなか出猟できていない現実がありますが、確かにしばらく毎週のように出猟できれば、勝手が違うだろうな…と思います。ひとりで思い立ち、ハンターを志しているのなら、ハンターになるまでは孤独ですが、少なくとも私が参加している猟はチームプレイです。集合から解散までの流れはもちろん、仲間の顔と名前を覚えて、仲間にも自分を覚えてもらって、特性も理解してもらって…という段階を、最初に一気にこなせると、仲間内でのコミュニケーションも取りやすいし、居場所もできます。そもそも「仲間」という言葉を使ってはいますが、自分の親ほど年が離れた人が「若手」とされるメンバーの「仲間」ですから、懐に飛び込むにはハイタッチ下ネタというワケにはいかないんです…。イヤ、下ネタは好む傾向があるな…。

少しそれましたが、この時に出会った先輩ハンターさんこそ、後に私が所属する猟友会といつも合同で猟を行っている、隣町の猟友会の若手ホープのハンターさんで、私が初めて仕留めたシカの角で、記念のキーホルダーを作ってくださった方だったのです。私の猟師デビュー戦で再会し、驚いたものでした。

今も猟師・父親・ライフスタイル、様々な面でお手本とさせていただき、お世話になっています。

出会いその2 猟友会と繋がる架け橋

若手ハンターとのトークセッションにパネラーとして参加されていた方の中に、日頃はマダニや寄生虫が媒介する病気について研究されていて、研究用のサンプル収集のために猟友会の解体場に通っていたところ、ご自身もハンターになってしまっていた、という大学の先生がおられました。イベントの最後に若手ハンターとのフリートークできる時間があり、その時にお話しすると、なんとこの先生が所属している猟友会こそ、私が猟師になったら所属することになるであろう、地元の猟友会でした。猟友会の駆除隊長を紹介すると言ってくださって、後日、私と猟友会を引き合わせてくださいました。これが、初心者講習修了から教習資格認定申請までの間(平成27年2月〜5月)にも書いてあるエピソードです。

山口県猟友会からのスカウトを受ける

とても有意義なイベントで、ニコニコ色々見て回っていると、山口県猟友会の事務局をされている方から声をかけていただきました。

そこで、イノシシやシカが多い地域に住んでいること、息子が怖がっていること、妻がそれらを根絶やしにしろと言ったのを真に受けて猟師を志したこと、の鉄板ネタを披露し、初心者講習会を受講していることを話すと、事務局の方の目の色が変わり、「これから色々案内とか送るから、ぜひコレ書いて!」とカルテのようなものを出され、住所や名前を記入しました。

この後、狩猟免許の講習や試験、初心者ハンター向けの講習などの案内を毎回送ってくださるようになり、大変助かりました。

狩猟の魅力まるわかりフォーラム、これからハンターを志される方、情報を収集したい、仲間が欲しい、という方にはオススメです!