良い大晦日② 薪ストーブで焼き芋
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大晦日、午前中に薪を作って、昼過ぎから実家の母のお遣いで刺身用の魚を買いに行きました。
その時、妻の目にとまったのが、サツマイモの「シルクスイート」。なんでも新しい品種で、絹のように滑らかな舌触りだそうで、この誘惑に女性は弱いようです。イモ・タコ・南京ですか?
購入して持ち帰り、薪ストーブで焼き芋にしてみることにしました。
とは言ったものの…焼き芋ビギナーだった
私は幼い頃、焚き火で焼き芋をした経験が、覚えている範囲では1度っきりです。焼き芋と言ったらスーパーや石焼いいも屋で購入するもの、というイメージが強く、イマイチ自信がありません。
若干戸惑う私に、下準備の仕方を教えてくれたのは4歳の息子です。彼は最近、保育園で焼き芋をしたらしく、
1. サツマイモをよく洗う
2. 濡らした新聞紙でサツマイモを包む
3. その上からアルミホイルで包む
という事を、テキパキと私に指示しました。息子のドヤ顏がたまりません。
さァ、焼いてみよう!
焼き芋はガンガン燃え盛る炎の中にくべるのではなく、いわゆる「オキ」にそっと置いて、じっくり焼き上げるイメージがあります。遠赤外線で中までしっかり熱を入れるイメージでしょうか。
少しだけ残っていた広葉樹の薪をくべて、じっくり燃えやすい状態にします。
ちょっとまだ「燃え盛っている感」が強いですが、待ちきれません…!
ちょっとだけオキができてきたので、イモ投入です。
なんたって ♪焼ッき芋 焼ッき芋 お腹が グゥ〜ッ です。
焼けるまでの妄想タイム
薪ストーブの奥でユラユラと炎が立ち上り、焼き芋が焼けるまでゆっくりとロッキンチェアで読書をする…という優雅な生活に憧れますが、そうもいきません。大掃除は片付いたと言っても大晦日、あれやこれやとすることはあります。息子も元気いっぱいです。
ロッキンチェアで読書とコーヒーは、何年先になるでしょうか。
やきいもやけたかな
1時間くらい経ったでしょうか、焼き上がったイモを取り出してみます。
アルミホイルが少し焦げていて、中の新聞紙は真っ黒です。
コレは…少し焼きすぎたか…火が強すぎたかな…?
火挟で慎重に包みを破ってみると…イヤ、イケそうだ!少し皮が焦げている、理想的な焼け具合。私のイデア界にある焼き芋そのものです。
肝心の中身もホックホク色。期待が持てます。
お皿に移し、味見してみます。
ワァ、甘ァ~い!そうかこんなに甘いか!というくらい甘いです。
焼き芋に向いている品種ってコトも影響しているのでしょうか。よく焼けて、しっかり糖分が出てきている感じがします。煙やコゲの風味が焼き芋らしく、これは成功と言って差し支えないレベルなのでは!
薪ストーブの魅力再発見。
後は、いつもできるようにしっかり薪を準備するコトと…オロオロしないように何度も作って焼き芋マスターするコトかな。