パパのお菓子作りデビューにオススメ!簡単 混ぜて焼くだけ バスクチーズケーキ!

INDEX
休日の過ごし方に「充実感」を!
ジェンダーレス全開の2023年に微妙なタイトルで恐縮ですが…
日本中のパパさん、毎日お疲れさまです!
休日に久しぶりに用事がない。そんな時に ここぞとばかりにゴロゴロ過ごすのも貴重っちゃー貴重な時間なんですが、そうやって休日を過ごすと、夕方頃なぜか無性に虚しい気持ちになりませんか?
「あーオレ 1日何しよったんじゃろ…」
って。で、結局ビール飲んでスマホ突っついて休日が終わっていく…
これじゃせっかくの休日があまりにも もったいない!
ゴロゴロ過ごすだけの休日に圧倒的に足りていないのは「充実感」です。
「誰かのために何かできた」「誰かが喜んでくれた」
こんな過ごし方ができたらきっと、「あぁ、良ぇ休日じゃった…!明日からまた頑張ろう」っていう、ポジティブ&最高の気分でビールをプシュッとイケると思いませんか?
…んなコト言ったって、具体的に何をすりゃそんな「充実感」とやらが得られるっていうのよ。
ジョギング? ガーデニング? 釣り? 狩猟?? 焚火? キャンプ? ドライブ??
えぇえぇ、どれも素敵です。どれやってもいいと思います。
でも、敢えてさっき「誰かのために何かできた」・「誰かが喜んでくれた」っていう活動 を例に挙げました。
そうです…
バスクチーズケーキ 焼こうぜ
バスクチーズケーキを焼くんですよ、パパ!
唐突で申し訳ない。
“家事えもん”がスタンダードな時代だからこそ「お父さんスイーツ」
だってね、一番身近な「誰かのために」ってそりゃ「家族のために」なんですよ。
まずは家族のために、家族の喜ぶことをしてあげるのが最優先ですよね。
家族が喜ぶ、もっともシンプルで、もっとも効果的なことって、わたしは「料理」だと思います…
エ? ウン、はいはい、料理、やってる…。たまに…、えぇえぇ、焼きそば とか カレー とか、作ってますか。
…そうなんですよね、やっぱりこのご時世に「男子厨房に入るべからず」なんて感覚の男子は、特に若い世代を中心にかなり絶滅してます。
だから料理に限らず、得手不得手あれど、家事全般しっかりこなす、こなそうとしている お父さんってのは もはやスタンダードと言っても過言ではありません。
そうすると、ちょっと手の込んだ こだわりのロールキャベツ を作ってみました~! とかやってみても、お父さん自身の熱意やこだわり、手間、そしてそれに対するリアクションへの期待… もろもろ考慮したら、
アレッ、ちょっと思ってたのと… 反応が違ッ…
ってこと、結構ありがちかもしれません。
だからこそ、スイーツ! 食事は日常ですが、スイーツは特別ですから。
- 当たり前に1日3回食べてる食事を、今日はパパが作りました
- いつもは買い置きのアルフォートとかじゃがりこだけど、今日はパパの作ったスイーツです
ちょっとスペシャル感高い気がしませんか?(例え方次第かな…)
なぜ バスクチーズケーキ?
そう、なぜイチゴのショートケーキじゃないんだ?って話ですよね?
バスクチーズケーキをオススメする理由はざっくりふたつですね。
作るのが簡単で失敗リスクが低い
もうほぼこれに尽きるんですけどね。
混ぜて焼くだけ
なんですよ。たとえばさっきの イチゴのショートケーキ。
「ケーキ 失敗」でググると、いちいち各ページに飛ばなくても「膨らまない」とか「しぼむ」とか、そういうちょっと二の足を踏んでしまいそうなワードが続出してます。
バスクチーズケーキで失敗を検索すると、「材料を入れ忘れた」とか「分量が適切でなかった」とか、テクニックは関係ない部分でのお話なので、分量とかオーブンの温度設定とかを守ることができれば基本的には失敗しません。
メジャー、かつ美味しい
いくら簡単でも、あんまり美味しくなかったり、「特別感」がなかったら、せっかく作っても喜んでもらえませんよね…。
その点、「よーし、今日はパパが バスクチーズケーキ 作るぞ!」と宣言してみたらどうでしょう。
奥さんもお子さんも「エッ、アレがお家で作れるの!?」って目を輝かせてくれるんじゃないでしょうか。
しかも、これは後で紹介しますが、参考にしたレシピが非常に良くて、コンビニで売ってるバスクチーズケーキのイメージにかなり近いクオリティのものが、コンビニの何倍もの量できあがります。
これはマジでアガりますよ!
バスクチーズケーキの作り方
まぁなんせ、前置きが長くなりましたが、ようやく作り方、いってみましょう。
ちなみに参考にしたサイトはコチラです。
本場で習ったバスクチーズケーキのレシピ。材料5つで意外と簡単!
「Foodie」/ 三越伊勢丹グループが運営する食のメディア
このサイトの分量だと、直径18cmのケーキ型で作ることになります。バースデーケーキでいうと6号なので、我が家の家族3人にはちょっと多いんですよね。
なので、スーパーで売ってるクリームチーズ200gひとつを使いきれる分量に計算しなおして導き出した分量がコチラです!
バスクチーズケーキの材料(と 使用する道具)
#バスクチーズケーキ を作ります!
必要な材料と道具はこれだけ!
【材料】
クリームチーズ…200g
グラニュー糖…60g
溶き卵(Lサイズ)…2個
薄力粉…大さじ1杯
生クリーム(乳脂肪分43%)…200ml【道具】
ケーキ型(内寸W21×L8×D6cmぐらい)
ボウル(20cmくらい)
ブレンダー
クッキングシート pic.twitter.com/Dr0dOdfp8o— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
下準備
あとオーブンね。220℃に予熱しときます。
ついでに下準備として、
クッキングシートを濡らしてクシャクシャにして型にセットして、
クリームチーズを冷蔵庫から出して、常温に戻しときます。
夏なら数時間、冬なら一晩くらいかな。 pic.twitter.com/d8puQuOtjS— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
クッキングシートは型との間にできるだけ隙間ができない方がいいですね。
後でドロドロの生地を流し込むんで、その時にクッキングシートの裏側に回っちゃう生地ができるだけ少なくなるようキッチリ敷きましょう。
クリームチーズを常温に戻し忘れてたら、数秒ずつチンして柔らかくするっていうテクニックもあるそうですが、そこの微妙なさじ加減がわたしは苦手です… 多分ドロドロにしちゃいますね。
オーブンの予熱も、スムースにいけば材料を混ぜる間にちょうど予熱完了するぐらいなので、クッキングシートの準備ができたらオーブンの予熱、で無駄がないと思います。
ちなみにウチのオーブンは、本番の焼く時の温度と焼く時間を両方入力して「スタート」ってボタンを押したら予熱が始まります。初めてやったとき「予熱」ってボタンがないじゃん…ってしばらく途方に暮れた思い出があるので余談として。
クリームチーズを混ぜる
まずクリームチーズをブレンダーで混ぜます。
油断すると周りにブッ飛んで大惨事になるので、シンクの中とかでやる方がいいですよ。 pic.twitter.com/y97Ud9kQX5
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
この瞬間が最も緊張します。直方体のクリームチーズにギュイーンと回転するブレンダーをブッ込む瞬間。
余裕のある方は、ヘラとかでちょいとグニグニ潰しておいた方が平和かもしれませんね。
真っ平なところでやると冷蔵庫とか調味料とかにクリームチーズが飛び散ってアアアアアアアアッッッッ!!ってなるので要注意。
我が家では息子の離乳食を作ってた頃からティファールのハンドブレンダーを使用していますが、最近スイッチ部分の樹脂パーツが朽ちてきちゃいました。
全く同じ商品はもう出回ってないようなので、買い替えるなら少し廉価なものでも良いのかな…って思ってます。↓こういうのとか。
グラニュー糖を加える
それからグラニュー糖60gをブッ込んでブレンドします。
終わったら指につけてナメてみな、飛ぶぞ。 pic.twitter.com/xcOeaGGCq2
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
ここからはひとつずつ材料を加えてはブレンダーで混ぜるだけ。
まずはグラニュー糖60グラムです。
砂糖を加えたクリームチーズは美味いですよー。一口だけ味見しましょう。
溶き卵を加える
次に溶き卵(Lサイズ2個分)を少しずつ加えながら混ぜます。
最初の【道具】に、溶き卵作るお椀と箸が入っとらんかったじゃないか
とか意地悪言わない。
ついでに、ボウルのフチについた材料を落とすためのゴムベラとかもあると便利。 pic.twitter.com/StXx88VFOq
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
溶き卵を加える時はなぜか2〜3回に分けるよう指示されてることが多いです。
面倒ですが、みんながそう言っているのには何か深い理由があるのでしょうから従います。
小麦粉を加える
続いて小麦粉(薄力粉)大さじ1杯を加えて混ぜます。ふるったりする必要はありません。
ケーキなのに小麦粉を使う量が極端に少ないのがバスクチーズケーキの特徴だそうな。 pic.twitter.com/N7pPmzV8Kr
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
それから小麦粉を大さじ一杯。ふるいにかける必要もないので、袋の中ですり切って、そのままボウルにドーンです。簡単!
生クリームを加える
最後に生クリームを加えて混ぜます。
今回は乳脂肪分43%のものを使いましたが、47%のものがあればその方がコッテリできます。逆にサッパリしたのが良ければ35%とかでもいいかもです。レシピ的には160mlあればいいけど、今回は200mlブッ込んでみました。
この工程はちょっと念入りに混ぜます。 pic.twitter.com/IzNhsHfVqs
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
スーパーで生クリームを選ぶ時、結構いろいろな種類があるのでビックリします。
で、よく見てみると「植物性」っていうのもあるんですよ。コレってつまりマーガリン⁉︎「トランス脂肪酸」⁉︎ とわたしは先走って、「植物性 = 人口 → 体に悪い」と思い込んでいましたが、いわゆるマーガリンが体に悪いっていうのとは少し違ったお話のようです。ただ、植物性のものは製造の過程で微量のトランス脂肪酸が発生するリスクはあるようですのでご自身のご判断でよろしくお願いします。
植物性の生クリームは、サッパリした口当たりが特徴のようですので、そもそもあんまりバスクチーズケーキには向いてなさそうではありますが。
ちなみにわたしが使ったのはコチラの商品です↓
生地を型に流し込む
全ての材料を混ぜたら型に流し込みます。
なんと型の大きさが今回の分量だとピッタリです。
ただ、焼くと一旦プワーンと膨らみますので、こぼれてしまうことがたまにあります。
今回はどうなることか…⁉︎ pic.twitter.com/2nJN1YcJ2S
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
わたしが使用した型と同サイズ・同容量のものであればピッタリの分量になっています。
あるいは、少し大きいくらいの型でもいいですが、円いホールケーキの型を使用する場合は、底が抜けるタイプを使用すると、後で型から外してケーキを取り出す作業がずいぶん楽になると思います。
オーブンで焼く
さぁ、220℃に予熱したオーブンで焼きます。前に45分焼いたらちょっとコゲすぎたので、今日は35分からスタート!焼きが足らなければ追加する感じで。 pic.twitter.com/3sRYJd9PrB
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
ちなみに 220℃で45分 というのが、参考にしたもとのサイトの設定です。
わたしは分量を少し減らしているから、早く火が通るだろうと考えて、10分短縮してみました。
焼き加減を確認
焼き上がりまで あと10分…!
ウォ〜、メチャメチャ膨らんだよ〜!
分かるかな、型のフチから3cmくらいハミ出してます。こぼれてないし、この型なら220℃で35分でOKかもしれんな。 pic.twitter.com/tzGsKF9kEv
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
焼いてる間は熱で生地がどんどん膨らむんです。
生焼けの状態でグツグツなると、吹きこぼれのようになってしまうんですが、今回は大成功!
上手にせり上がっています。
焼き上がったら粗熱をとる
焼き上がって、しばらくオーブンに放置して、出してみました!まだホッカホカ。
良ェ感じやんけ…‼︎
この後、あら熱が取れたら型から出して冷蔵庫で冷やします。 pic.twitter.com/roBkdY9Hq3
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
ホッカホカの状態は、バスクチーズケーキのイメージからは程遠く、フルフルしています。
コッテリした食べ応えは、しっかり冷やすことで生まれますのでここはじっくりガマンです。
粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす
あら熱が取れたのでラップして冷蔵庫で冷やします。
アラ〜、良ェ感じ!
生クリームが多かったからか、まだ冷やしてないからか、プルプルです。 pic.twitter.com/dZryYUWJrg
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
この時はまだプルプルしてたみたいなので、ちょっとまだ早かったかもですね。
シンプルに「冷蔵庫に温かいものを入れない方がいい」ってこともありますし(結露してしまう、庫内の温度があがる)、できるだけ常温に近い温度まで冷めてからいれましょう。
数十分冷やした状態
ジャジャーン!
冷やしたら固まりました。
でも、やっぱり生クリームが多かったからか、トロッとした仕上がり。
生クリーム160mlで作るか、もう少し長く焼くか…まだ研究が必要ですな。
でもこれはこれでアリ!
奥さんも息子も喜んでくれました! pic.twitter.com/RF7MU7yxjb— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 11, 2023
1時間も冷やしていなかったと思うのですが、固まってきました。
この時は「ちょっとトロッとしているけど、これで完成!」と判断していたのですが、一晩冷やすとさらに変化があります。
一晩冷蔵庫で「寝かせる」
【続報】
翌日まで冷蔵庫で冷やしたら、昨日トロトロだった部分もコッテリ固まりました。ウンウン、そしたら生クリーム200ml使ってもイケるね!
なんせそうすると材料が余らないし、分量を測るのもグラニュー糖60gと薄力粉大さじ1杯だけで済むから楽なんよね。 pic.twitter.com/iq8AV168px
— シン@童拳坊主|まちづくり を 学問・仕事に! (@shinssurfnturf) February 12, 2023
もはやただ「冷やす」というよりは「寝かせる」「熟成させる」という表現になるかもしれません。
1時間くらい冷やしたらバスクチーズケーキとして問題のないレベルまでコッテリしますが、ちょっとトロッとした、「生バスクチーズケーキ」とでも命名したくなる仕上がりです。
これをさらに一晩冷蔵庫に保存することで、全体が落ち着く、というか、締まる、というか、さらにギュッと濃いバスクチーズケーキになりますので、お急ぎでない方はのんびり翌日まで待ってみてください。
コンビニで食べるものと遜色のない、イヤ、コンビニよりも美味しくて大きいバスクチーズケーキ がお楽しみいただけます。
そんなバスクチーズケーキを、パパが作って家族が驚く、っていうのがいいでしょ。
やっぱり、言うてもわたしの周りには、まだまだパパの家事参加率は低い感覚があるんですよね。
SNSやオンラインサロン等でつながっている皆さんと、リアルなパパ友でもまただいぶ異なりますが。
これを機に、バスクチーズケーキの次はガトーショコラ!とか、サーターアンダギー‼とか。んで、家族が喜ぶなら洗濯も、掃除も。それから、よっしゃ今日は子どもと一緒にやってみるか…って、パパが積極的に家事や子育てをやってくスタイルをどんどん推進していきましょう!