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かむろさかえるハウス 行ってきました!文化遺産級の古民家から起こす「わしらの」カルチャー

Twitter で知った、さかえる(@sakaeruman)さん。
今日はこの さかえるさんが 取り組んでいる「かむろさかえるハウス」プロジェクトのお手伝いに行って来ました!

何度かに分けてこの「かむろさかえるハウス」を紹介したいと思いますが、まず今回はそのハード面の概要をご紹介させていただきます。

いきさつについては…今日のところはTwitterをご覧ください

“ハード面を”とは言っても、いきなりなんの予備知識もなしに古民家を見せられてもなんのこっちゃですよね…

Twitterのこちらのスレッドで、きっかけから今までをガッツリご覧いただけますので、まずはご一読ください。

と、いうワケで、山口県を対角線でナナメ横断します

朝、子供をスクールバスに送ってそのまま向かう予定が、モタついてしまって出発が大幅に遅れてしまいました…!
ナビに目的地を入力して、改めてロングドライブになることを実感
運転は大好きなので、道中は楽しみです!

聞きしに勝る”歴史的建造物”

事前にTwitterで写真は見てたので、その佇まいはイメージできてたのですが…

イヤ、想像以上に年期入ってます。オーラが漂っている感じ。

先の写真の向かって右側面。
かつてはこの石垣のラインまで海だったところを埋め立てて、駐車場や道路が作られたそうです。

土壁漆喰の重厚感。
コレは遺したい重要文化財…!

それでは玄関からお邪魔します!

写真には写ってませんが、玄関は山側にあります。
かつては石垣まで海だったんだから当然ですが…。
玄関前の細い通りは、いかにも漁師町の路地って感じで趣があります。

玄関を入ったところは土間で、右手に畳の間があったようです。
今日までに畳や床材、襖なども撤去されているのでスコーンと向こうまで抜けてます

片付けやすいよう、家財等は一か所に集められています。

根太に使用されている木材が、この家を建てるためには絶対に必要なかった位置に穴が切られていたりします
これは、この木がここに使用される前に他の家で柱などに使用されていた、ってコトを意味します。
昔は沖家室島には周防大島からの橋が架かっておらず、島内で限られた資材を効率よくリユース・リサイクルしていたんですね…。

かつて仕出し屋さんをされていたというこのお宅には、家財が多く残されています。
おいそれと処分しかねる家財については、家主さんに確認して判断を仰ぐとのことで、一か所に集めてあります。

一方で、ご近所さんなどからいただける家財や資材もあるそうで、それらもストックされています。
右側の座卓なんて、すごく立派ですよ…!

裏口側から玄関を見たところ。
完成すれば浜風の通る気持ちの良い さかえるハウス になりそうです!

そして2階

2階も当初は家財がワンサカ詰め込まれてあったそうです。
「明治〇〇年」と書かれたものもあったとか…!
それもう「なんでも鑑定団」レベルですよ…。

今日までの さかえるさん や、お手伝いに来られた先輩方の努力により、2階はスッキリと片付いていました。

2階は2間になっていて、押し入れもあったようです。

梁もすげぇ立派。こういうの上手く活かしてリノベーションすれば、間違いなくステキな雰囲気の空間になりますよね。

そう、始まりはこれから

古民家のリノベーションとかって、テレビで見てたら建築士さんがやってきて、ハイッっつってバリバリ―って壁とか打ち壊して新しい断熱材とか驚きの発想の仕掛けとかブッ込んで、1時間後には「なんということでしょォ~!?」ってイメージでしょ?

さかえるさん が取り組んでいるのは、それよりも前の段階に当たる作業です。家財やただ放置してある品物を選り分けて、片付けて、柱や床のダメージをひとつずつ確認して…
そういった作業が終わらないことには、活用する部分も、大胆に手を加える部分も決定できないし、それから先のデザインにも進むことができない

リノベーションやリフォームの番組なら、オープニングにも辿り着けない

気が遠くなりますか?イヤ、私にはむしろかえって新鮮貴重なことに思えますテレビには映らない、知ることのできなかった、泥臭く地道な作業を体験できるからです。

さかえるさん が敢えてこの地道な作業を経由して、時間をかけてでも人間ひとりひとりの力かむろさかえるハウス を作ろうとしているワケ、このあたりを今後、ご紹介できればと思います。