【角島ローカル情報 LOCOつのしま】モデルプラン「サンセットウォーク」

INDEX
- 夕方のポテンシャルの高さ
- オススメ 夕陽スポット
- しおかぜの里は閉まっちゃうので注意
- その他の夕陽おすすめスポット(想像)
- 提案!サンセットウォーク!!
- ゆっくり楽しむ角島
- 合わせて、こんな記事も書いてます!「まるっと下関」
こんにちは、豊北ローカル Shin です。
今日は角島で過ごすモデルプランをひとつ提案します!
夕方のポテンシャルの高さ
山口県の観光ポスターや観光サイトを見ると、ほとんどの角島の写真は 角島大橋・角島灯台と青い海・青い空 みたいな感じで構成されています。
そりゃ間違いないです。角島大橋を渡る時にガツーンと気持ち良いのは、真っ青に晴れ渡った日の真ッ昼間です。
ただ豊北町は、北側は日本海に、西側は響灘に面していますから、夕陽が海に沈むところを眺めるコトができるんですね。
コレって、地元の私たちには日常の光景ですけど、日本の大きな都市をイメージしてみると、なかなか大都会で海に沈む夕陽って拝めないモノじゃないかしら…と思いました。例えば関東地方とか地形的にムリじゃん!みたいな。
1日の終わりに海に沈む夕陽を見送るのはなかなか乙なモンです。
角島で撮影したものではないのですが、通勤途中にハッと気づいて撮影した写真があります。
1日を振り返り、様々な想いを夕陽に載っけて海の向こうに置いてくる とか、夕陽から送られてくる穏やかめな情熱ビームを浴びて明日の活力につなげる とか、ステレオタイプに「バッキャロー!」と叫んでみる とか、その日の気分次第でどんな風にも受け止められるし、受け止めてもらえる、そんな雄大さが 海に沈む夕陽 にはあります。
コレ、いっとかないワケにはいかないでしょー。
オススメ 夕陽スポット
夕陽の写真を撮りたい!って方、結構おられます。
「夕方の魅力!」って紹介しても、映える写真が撮れないとなかなか定着しづらい…。
いくつかロケハンしてきた情報をお伝えします。
先にお断りしておきますが、私はあくまでロケハンに行っただけで、この後ハッと息を飲むような衝撃的に美しい写真は出てきませんからね…。
ただ、皆さまがこのサイトを参考に、良いタイミングで角島を訪れ、ご自身の腕と機材でもって激写していただけば、「角島 夕陽」で画像検索 をしたら出てくるような写真 が撮れるかもしれません!
角島大橋のたもと
ザ・角島!な写真スポットとしてド定番の角島大橋 本州側のたもと。少し西長門リゾート側からこのポイントへ登る道がついています。
夕方になると夕陽撮影を狙った写真家さんや、ロマンチックを浴びにきたカップルや、想い出づくりの家族連れの車などが連なって駐車していて、なかなか混み合っています。
ロケハン日(2/17)は天気も良かったので、18時頃には数台の車が停まっていました。
この時の太陽の位置がこんな感じ。まだギラギラというところです。
角島灯台
途中で しおかぜの里 とか寄って、角島灯台まで行くと、ちょうど陽の沈む頃です。
夕陽に照らされた角島灯台の画になっちゃいましたが…
灯台公園から撮影すれば、灯台と夕陽が同時に収められそうです。
この時間帯の駐車場には困るところだと思います。
今後リサーチしてご案内したいと思います。
しおかぜの里は閉まっちゃうので注意
角島の中央辺りにドーンと構える しおかぜの里 。お土産やお食事がいっぺんにできて便利なんですが、通常期は17:00、夏季は18:00に閉まっちゃいますので、夕方になる前に色々済ませておくことをオススメします。
ちなみに島外にある 道の駅北浦街道ほうほく も営業時間は18:00までです(公式HP)のでご注意ください。
黄昏る売店…
椅子の上げられた磯味亭…
その他の夕陽おすすめスポット(想像)
本当はこの他に「牧崎風の公園」っていうスポットからもきっと夕陽がキレイに見えたハズなんです。
これもまた、リライト案件としてリサーチしておきます。
提案!サンセットウォーク!!
さて、今回、モデルコースとしてオススメしたいのは「サンセットウォーク」です。
コレは角島の南側の海岸線…、角島を無理矢理 四国 に見立てれば、高知県の太平洋に面した、湾曲した海岸線を歩くコース になります。ドエレー例えで恐縮ですが。
角島を車で今回のロケハンコースのとおり走ると、角島灯台側にある 尾山港 からスタートするコースになりますが、コレでは夕陽を背に歩くコトになります。
時々 「振り放け見れば…」 みたいな風流な楽しみ方も良いですし、逆に角島大橋側の 元山港 から灯台に向かって歩くのも良いと思います。
例えば、お父さんとお母さん、元気な男の子と自然派な女の子っていう4人家族であれば、お母さんと女の子は角島灯台で車から下りて、徒歩で元山港を目指す。
その間お父さんと男の子は元山港で夕マズメのアジ狙いで釣りを楽しみながら待つ、みたいなのも良いですね。
あるいは、家族みんなで角島一周ウォーク!の時間帯を夕陽に合わせて…っていうのもステキだと思います。
それでは、このコースの魅力を紹介していきましょう。
尾山港
スタートは尾山港です。ここは角島大橋を車で渡ってずーっと直進し「ここから先は一方通行・角島テラス」「右折したら角島灯台公園」っていう交差点を、残る選択肢の「左折」で進み坂を下ったところにある漁港です。
角島大橋が架かる前には、特牛港と角島を結ぶ連絡船が、ここ尾山港と、元山港を経由して運行していました。
夕方には港内に静かで落ち着いた、どことなくノスタルジックでセンチメンタルな空気が漂っています。
角島小学校までの道のり
尾山港から海沿いの道を少し歩き、港を通り過ぎると、アーチ状の海岸線に出ます。
ここが夕方になると車の通りが少ないばかりか、交通量に対して車道も歩道も幅が広く、思わず大きく腕を振って、沖水の甲子園入場行進のように元気良く歩きたい気持ちになります。
幅の広い歩道と幅の広い防波壁…歩いてみたくなりますよね。
私の中では脳内BGM = Summer / 久石譲 です。
写真では視界の一部しか載せられませんが、右手に海と、海の向こう側に本州、西長門リゾート辺りが見えて、「島に来ている感」が高まります。“夕方、遠くに来ちゃってる感じ”とでも言いましょうか、子供心にワクワクドキドキした感覚が蘇ります。
アーチの頂点辺りが角島小学校です。裏に回れば しおかぜの里 があり、大きな道路の向こうはもう しおかぜコバルトブルービーチ ですから、角島の中で海に挟まれ最もくびれた位置になります。
ここのビーチは遊泳禁止です。渚を歩いたり、貝殻を拾ったりできます。
道中の夕焼け
アーチ状の海岸線を中間点を過ぎてさらに進むと、振り返れば尾山港の向こうに夕陽が沈みます。
2月中旬だと6:30頃ですね。
写真ではかなり薄暗く見えますが、夕陽に対する逆光になっているせいで、実際はもう少し明るいです。状況に写真の技術が追いついていない…!
道から望む角島大橋
実際の2月中旬6時半頃の明るさはこんな感じです。
前方に、写真ではわかりづらいですが角島大橋が見えます。
角島小学校を過ぎてからは歩道がありませんので、いくらほとんど車が通らないと言えども、注意して歩きましょう。
※ 冬の夕方はこんなに静かですが、夏やGWなどは、角島大橋までの抜け道的にこの道路を通行する車は多いハズです
ちなみにこの辺りの道路で、映画「偶然にも最悪な少年(2003年公開)」のロケで角島を訪れていたと思われる 俳優 池内博之 が歩いているところが目撃されています。
当時、この道路を 異彩を放つアフロヘアーの男性 が歩いているなんて相当珍しかったコトなので、ちょっとした噂になっていました。
元山港
尾山港出発コースのゴールは元山港です。
こちらはお店なども少なく、漁師さんが夕方の作業をしている様子が見えます。
また、時期によっては豊北町近辺に消波ブロックを置く工事を行う大きな船が停泊していることがあります。
晩秋から冬にかけては日が落ちるのが早いです。
先ほど 道中の夕焼け を撮影した辺りから10分で、アッちょっと暗くなったかな…?と感じます。
元山港は足場がしっかりしているので、お子さんも比較的安全に釣りを楽しめます。
秋から冬にかけては、夕マズメのアジ狙いの釣り人が多く訪れます。
ただし、先述の作業船はこの辺りに停まっていることがあるので、事前に調べておいた方が良いですね。
ゆっくり楽しむ角島
さぁ、イメージしていただくには少し情報が少なかったかもしれませんが、サンセットウォークで楽しむ角島、いかがでしょうか。
私自身が ザ・観光!という旅行にはあまり興味がなく、現地の生活を体験したり、ゆっくりリラックスするために旅をすることが好きなので、こんなプランを提案してみました。
今後も、ローカルならではの、ドップリ楽しむプランを提案していきたいと思いますので、お楽しみに!