ハンタークッキング「シシエノキキムチ炒め」

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先日の上等なシシ肉。
「猟友会の巻き猟に参加しました。雪の降る中耐え忍ぶ…獲物への飽くなき執着…そして…!!」(2018.2.4)
角煮にして職場に持って行ったり、カレーに入れたり、毎日のように様々な料理で楽しんでいますが、まだ余っています。
今日は先週Costcoで買ったエノキやキムチもあるので、豚キムチ炒めのシシバージョンを作ってみたいと思います。
シシ肉の皮を剥いで小さく切り、スキレットで炒める
私は包丁の技術にあまり自信がないのですが、冷凍のシシ肉を生解凍し、少しずつ削ぐようにして皮を剥がしていきます。この時、プツプツと脂肪の表面に鳥皮みたいな凹凸が出ているとなんとなく上手に剥がれている感じがします。
皮を剥がしたら細めの冊にして、スライスします。
スライスしたシシ肉は、油もひかずにスキレットで炒めます。
良ェ脂が出るんですわ、シシから。
ショウガを多めに入れて絡めつつ炒めてます。
エノキを加え、炒める
シシ肉に火が通ってきたら、エノキを入れます…
…が、入れすぎました。これでは一向にエノキに火が通らないばかりか、シシ肉が焦げてしまいます。
そこで一旦、シシ肉を取り除き、エノキを敷いた上に再度シシ肉を載せ、ジンギスカンスタイルで加熱することにします。
キムチを載せてしまう
キムチを入れるタイミングはここではないのかもしれません。
エノキの上にシシ肉を載せたら、その上にキムチをトッピングしちゃいます。
この後スキレットの蓋をして蒸し焼き状態にしますから、キムチまで蒸される事になります。
鋳物の重い蓋をし、やや弱火で5分加熱するとエノキのかさが減ります。
ここにプルコギソースを少し加え、全体をよく混ぜ合わせ、エノキから出た水分を少し飛ばすイメージでさらに炒めます。
なんとなく気が済んだらできあがり!
キムチとプルコギソースが合わないワケがない。
シシからも多分メチャ良ェ旨味が出ているハズ!
今回使用したキムチは Costcoで購入した 「宗家キムチ」、プルコギソースも Costco です。ちなみにエノキもこれまた Costco で購入した、近所のスーパーで売ってるエノキよりずっと束が太いヤツを使用しました。
料理する際の景気付けにはストロングゼロの力を借りています。
アメリカからやってきたデカい店で買った食材や調味料を使って、その辺の山で獲ってきた野生の肉を調理する。こいつァドエレーCooooolだぜ。
(スロングゼロの影響で少々熱い表現になってしまいました)
味は間違いないですよ。
シシが苦手な大人も、生姜を効かせてあるし、キムチとプルコギの強い味付けで、肉のワイルドさはかなり抑えてあるし、そもそも今回の肉はかなり上等なので、脂の旨味をエノキが吸って、ツマミにもオカズにも最高な仕上がりになりました。お子様にはちょっと無理っぽいですけどね。
ぜひ試してみてくださ〜い。