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毎年恒例 自治会の大凧作り!今年はなぜか作業が早い!

INDEX

  1. 凧の障子紙を貼り合わせる
  2. 絵の具で着色する
  3. 絵を骨組みに貼り付ける
  4. しっぽをつける
  5. 完成!これが今年の大凧の図案です

私の生まれ育った地域では、毎年1月に、自治会対抗で大凧をあげる凧揚げ大会が開催されていて、次回開催されると40回目となる伝統の行事となっています。

毎年、12月のこの時期に、子供会のクリスマス会と合わせて、朝から大凧作りを行うのが恒例となっています。

凧の障子紙を貼り合わせる

私たちの自治会で作る大凧は2畳くらいの大きさがあるので、障子紙を2枚貼り合わせて作っています。

子供たちに、お湯でのばした糊を塗らせて、障子紙を2枚貼り合わせます。

貼り合わせたのがコチラ。
分かりにくいですが、障子紙の下に格子が描かれた模造紙が敷かれています。
大凧の元々のデザイン画はA4用紙に描かれていて、デザイン画の上にも同じように格子が描かれています。
この格子を目安に、デザイン画を拡大して障子紙の上に鉛筆で転写していきます。
来年は戌年なので犬…スヌーピーのデザインになったのですが「上から3行目、左から2列目の辺りからチャーリーブラウンの頭が始まって…」という具合です。

下書きが終わると、格子の描かれた模造紙を取り除いて、代わりに新聞紙を下に敷きます。
これから絵の具で着色するので、染み込んだ絵の具で床を汚さないためです。

絵の具で着色する

子供たちが一斉に着色していきます。
絵の具をボウルに入れ、お湯でのばして塗っていきます。
一度絵の具が足りなくなると、全く同じ色を作るのは非常に困難なので、最初に十分な量の絵の具を調合しておくことが重要です。
基本的に薄い色から着色していきますが、「先に茶色い靴を塗っておいて、余った茶色に白を加えてチャーリーブラウンの肌の色にしよう」というような作戦もあったりします。

絵の具での着色が終わると、しばらく乾かして、絵の周りを太い油性ペンで縁取りします。
こうすることで絵がグッと締まって見えます。

絵を骨組みに貼り付ける

いよいよ骨組みに絵を貼り付けて凧に仕立てます。
この骨組みは数年前に作成してよく揚がったものを、毎年絵を貼り替えて使用しています。
なので毎年我が自治会は優勝争いに喰い込む強豪です。

途中でお昼ご飯の時間になったので、食事とビールをお腹に入れて、午後の作業です。

しっぽをつける

凧がうまく揚がるために尻尾は重要なパーツです。
バランスをとるために最初は長く作っておきます。
当日の揚がり具合を見てカットする場合はありますが、付け足すことはできないからです。

子供たちが余った絵の具で手形や足形をつけるのが恒例です。
今回は40回記念大会ということで、私は顔拓に挑戦しました。
息子に頼んで顔に絵の具を塗ってもらい、良い思い出になりました。

完成!これが今年の大凧の図案です

例年に比べて驚くほど早く大凧ができあがりました。
夕方からの子供会のクリスマス会を前に、オィサンらも早々に飲み始めてしまってこちらもできあがってます。

新春凧揚げ大会は1月7日(日)です。
今年もしっかり揚がりますように!