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出張で泊まった京都のホテルの女子力が高くてオッサン参ってたら、意外なトコでシンクロした件。(アンテルーム京都)

INDEX

  1. 動揺は突然に
  2. 部屋
  3. オッちゃんトコに遊びに行ったんじゃい
  4. 朝食バイキングが思っていたのと違う
  5. エレベーターでなぜか見慣れたものを発見する

 

動揺は突然に

8月3•4日と京都市内で研修のため出張しておりまして、京都駅の南にある「京都テルサ」っていう施設が会場だったので、ホテルは近いトコが良いな、と思って、料金も安いので「アンテルーム京都」っていうホテルを予約してたんです。

それで、研修1日目が終わって、荷物担いでGoogle Map見ながらたどり着いたのがコチラ。

えーと…。

(大きなリュック担いでたたずんで、女の子の看板とiPhoneを交互に見る姿が容易に想像できるでしょう)

…ラブホ…? オレまさかラブホ予約しちゃった…?最近オシャレな…あ、イヤ、“おシャンティー”なラブホみたいなのは、なんか違う呼び方するんだっけ…⁇

昨日3mmのボウズ頭に刈ったばっかりの、ごっついアラフォーのオッサンが、すっかりキョドってこの建物に入っていく様子はさぞかし見ものだったことでしょう。

恐る恐る中を覗くと、フロントらしいカウンターがあったので、ここはただのオシャレなホテルなんだということが分かりました。
後々調べると、もともと専修学校だった建物をリノベーションして作られたホテルだそうで、なるほどロビーとフロントというより、学校の玄関ホールのような面影があるっちゃーありますね。

そして挙動不審だったのは私だけではなかったようで、先ほどまで研修で講師を務めておられたスーツ姿の初老の男性が、多少バツが悪そうにキョロキョロしながらエレベーターの方に向かって歩いて行く姿を発見し、思わず笑みをこぼしてしまいました。

部屋

シングルルームの部屋に入ると、まァ普通に小さなビジネスホテルの部屋です。
ただ、少しずつ机やアメニティなどが凝っていて、いちいちオシャレな印象を受けます。
私にはどうでもよいけど、きっとテレビなどで取り上げられたら、芸人かなにかのMCが「女子は好きそうね〜!」って感嘆の声をあげるんだろうな、っていう印象。

オッちゃんトコに遊びに行ったんじゃい

それから私は久しぶりの京都、親戚の家を訪ねました。
体調を崩した京都のオッちゃんと、久しぶりに楽しくお酒を飲んで、腹一杯ご馳走になって、夜中に帰って来ると、まだいる。深夜にボウッと浮かび上がっています。

ロビーにはアート作品が展示されていました。
キラキラのセロハン…?パラフィン…?が手回しのシュレッダーにかけられ、積もっているアート。
夜なので照明が落とされていて、こんな感じでした。ちなみに翌朝見たトキには、もっとキラキラしていて綺麗でしたよ。

朝食バイキングが思っていたのと違う

泊りがけの出張で何が一番楽しみかって、朝食バイキングなワケですよ、私。
ベーコンをフグ刺しのようにゴッソリすくい取って、ソーセージ10本とかワケわからん量を、サラダ2杯と貪る。オレンジジュース飲んで、食後にコーヒー。完璧。

…を期待していたら、ココも女子力がオレの邪魔をする!

主食を3品のうちから2つ選べるシステムで、私が選んだのが右側のなんだかバゲットみたいのにハムとチーズが挟まったサンドイッチと、左上のバナナマフィン。で、ヨーグルト…違ったな、これはラッシーと呼ばれていたな。インドのヤツ?そして青j…イヤ、えーと、スムージーをいただいて、バイキングになってるサラダを取って、オレンジジュース注いで、着席。

「インスタ映え」か…!こりゃ写真も撮るわな…。
そしてサラダおかわりなんか取りに行ける雰囲気じゃない…。

エレベーターでなぜか見慣れたものを発見する

優雅すぎる朝食を済ませて、エレベーターに乗ったトキ、昨日から何度か目にしていたのに気づいていなかった、見慣れたものに気づきます。

嗚呼…なんだ、猟銃と猟友会ベスト・猟友会キャップか…。

コレはホテルそのものの広告ポスターだと思っていましたが、よく見てみると、なにか展示がしてあるようです。
エレベーターでそのまま折り返し、ロビーに行ってみると、昨夜見たシュレッダーアートの辺りに、少しカーテンで間仕切りがされて、映像作品が上映されていました。

ハンターの狩りの様子が、芸術的に切り取られています。
女性のハンターの横顔のアップや、流れる沢に横たわる仔鹿の死体などの映像が続き、ザラザラした画質ではあるけどふんわりした描写というか、岩井俊二風というか、マイナーな感情でかつ現代的でオシャレなモンを見た、という気持ちにさせられました。

日頃私のいる猟場だと、無線で「シシ行ったどォ〜ッ!気ィつけェよォ〜ッ‼︎」っていう声が聞こえる、みたいな、こんな映像とは正反対の、尖りまくった緊張感がビリビリ!って張り詰める感じがあるモンですから、なんだか想像の世界を見ているようでした。

そんなワケで「アンテルーム京都」。
京都出張でちょっと違った宿泊をされたいなら参考にしてみてください。