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ゴレンジャー(再)を観ていた父親による ジュウオウジャー 研究


4歳になった息子は「STAR WARS」が好きなので、ヒーロー戦隊とか仮面ライダーとかも興味を持つかな…?と思って、

  • 動物戦隊 ジュウオウジャー
  • 仮面ライダーゴースト
  • 妖怪ウォッチ(再)

を毎週録画予約するようにしました。妖怪ウォッチはオマケです。リアルタイムでの放送が観られない所に住んでいるので。

案の定、息子はすぐにハマって、録画したジュウオウジャーを繰り返し観ています。
仮面ライダーゴーストや妖怪ウォッチを“箸休め”のように観て、ウンザリするほどジュウオウジャーばっかり。

ベッタリ一緒に観ているワケではないのですが、チラチラつまみ喰い的に見ていて、気がついたコトがいくつかあります。

女性メンバーがふたりいる

私の個人的なイデア論かもしれませんが、ヒーロー戦隊の構成とは、

  1. リーダー(純心)
  2. ニヒル(キレ者)
  3. 力持ち(食いしん坊)
  4. やんちゃ(お調子者)
  5. 紅一点(アネゴ肌)

が不動のスタンダードだと思っていました。なんならリーダーと紅一点との間に若干オトナの関係っぽい匂いが漂う…例えば、リーダーはバイクのサイドカーに紅一点が乗せている、とか、プライベートでリーダーと紅一点がふたりで行動している、みたいなところに、リーダーへの憧れや嫉妬を感じたものです。

しかし、ジュウオウジャーには女性メンバーがふたりいるのです。「ヒーロー業界もジェンダーフリーであるべき」という時代の流れを感じます。女の子の視聴者も少なくなさそうですしね。

そして女性メンバーのコスチュームの色は青と白。「誰が“女性はピンク”と決めたんだ‼︎」という時代の怒りを感じます。

ちなみに1984年放送開始の「超電子バイオマン」も男女比3:2だったそうです。子供の頃コレ観てたんだけどな…全然覚えてないですね…。

赤以外のヒーローは人間ではない

エンディングで変身前のヒーローたちが並んでエンディングテーマを歌い、踊っているのですが、シーンが変わると時々、赤以外のヒーローの顔だけが、動物の頭部にすげ替えられているのに気付いて、思わず2度見してしまいます。
すげ替えられているのはそれぞれのキャラクターのテーマとなっている動物なので、エンディング映像のための演出なのか、戦闘用以外の変身なのか、見当もつかず、なんだか落ち着きません。

モヤモヤした気持ちで次の回のオープニングを観ていると、あっさりナレーションが入りました。

「1人の人間と4人のジューマンが出会い、
1つの群れが生まれた…地球を守るために!」

エッ、ジューマン…獣マン?

人間ではない生命体でしたか!
イヤ、変身していない状態でも、危険を感じるとピーンと立つシッポが服から出てるし、“ドエレーセンス”してんな…“⁉︎”って思っていたところです。
第1話を観ていないと、混乱するコトが多いです。

つまりジュウオウジャーは、人間の男性1名(赤・ジュウオウイーグル)と、ジューマンのオス2頭(黄・ジュウオウライオン、緑・ジュウオウエレファント)、ジューマンのメス2頭(青・ジュウオウシャーク、白・ジュウオウタイガー)から成る5人組というコトです。

ゴリラがいる

私が最初に観たのは第5話「ジャングルの王者」の回でした。繰り返しになりますが、1話分をドッカリ腰を据えて観ていません。第5話から録画されている番組を、息子がランダムに再生しているのを、私は他の事をしながら観ているだけですので、初ッパナから、普通に人間と会話しているゴリラが出ている場面を観るワケです。“エネゴリくん”とか、そんなカワイイのじゃなくて、ボブ・マーリィの服着たチューバッカみたいなの…というかモロにゴリラ。

このレゲエゴリラの立ち位置を解明するコトが最初の課題となり、話のストーリーやその他の世界観や設定がイマイチ頭に入ってきません。

しかし「ジューマン」の存在を知り、ようやく彼もジューマンであるというコトを理解しました。他にも、

  • 「ラリー」という名前である
  • 人間に興味があり、人間を研究している学者である
  • ジューマンの世界から人間界に来たら、帰れなくなってしまった(ジュウオウジャーのジューマンたちも同じ境遇である)
  • 仲良くなりたくて人間に近づいたが、皆に恐れられ、警察官に拳銃で撃たれて以来、人間を避けるようになった。

…というコトがわかってきました。

リーダー的な赤いヒーローは2段階変身する

ラリーさんの回(第5話)でジュウオウジャーたちは、怪力で頑丈な悪者に歯が立たず、やられてしまいます。

その様子を陰で見ていたラリーは、人間でありながら自分を恐がらずに接しようとしてくれていたジュウオウイーグルに、自分の“ジューマンパワー”を分け与えるコトを決意します。

余談ですが、私が最初にこの“ジューマンパワー”という言葉を聞いて頭に浮かんだ文字は「10万パワー」でした。
そして私はなぜか「ラリーは自分の持っている100万パワーのうち10万パワーをジュウオウイーグルに分け与えた」と思い込んでいました。完全にキン肉マン世代です。

ジューマンパワーを受け取ったジュウオウイーグルは、コスチュームのヘルメット前面、バイクのフルフェイスヘルメットで言うところのシールド部分をグイッと上に持ち上げると、さらに変身が進み、上半身の筋肉が異常に発達した姿に変わりました。「ジャングルの王者、ジュウオウゴリラ」の誕生です。

ジュウオウゴリラはパワーで悪者を圧倒し、やっつけてしまいます。最強です。

未だによく分かっていないこと

  • そもそもジュウオウジャーは何のために存在しているの?

毎回、悪の組織が怪人を送り込み、街を破壊し、人々を恐怖に陥れようとするのをジュウオウジャーが阻止するストーリーではありますが、そもそも悪の組織(…の名前すらわかっていないのですが)は何を企んでいるのか知りません。「世界征服」とかなんでしょうけど。そしてジュウオウジャーはどういう経緯で編成されたのか…その根本のところを分からずに眺めています。

ところで、正義の味方と悪役の比較が一時期話題になりましたね。
↓こんなの。

正義の味方 悪の組織
自分自身の具体的な目標がない 大きな夢、野望を抱いている
相手の夢を阻止するのが生き甲斐 目標達成のため、研究開発を怠らない
常に何かが起こってから行動 日々努力を重ね、夢に向かって手を尽くしている
受け身の姿勢 失敗してもへこたれない
単独〜少人数で行動 組織で行動
いつも怒っている よく笑う
  • ジュウオウジャーが手に持っている「王者の資格(四角?)」とは?

ジュウオウジャーが常に持っていて、ジュウオウジャーが変身する時や、ラリーがジュウオウイーグルにジューマンパワーを分け与える時に使用している直方体の物体があります。仲間同士の通信にも使用されているのか、電話の通話ボタンのマークのような図柄も見えます。
コレを登場人物は「おうじゃのしかく」と呼んでいます。漢字で書くと「王者の資格」なのか、その形状から「王者の四角」なのかは分かりませんが…。
上下3層のルービックキューブのような形状で、最上部はそれこそルービックキューブのようにグルグル水平方向に回転します。真ん中の層と最下層の間が蝶番で繋がっていて、蓋の分厚いガラケーのようにパカパカ開くようになっています。このアイテムの本来の役割は何なのか、今後見極めていきたいと思います。

仮面ライダーとのバーター感がすごい

昔からそうだったけどイチイチ気にして観てなかったのかもしれませんが、ジュウオウジャーに続いて放送される「仮面ライダー ゴーストのCMが頻繁に流れます。
ちょうど特撮ヒーローのアニバーサリーか何からしく、初代仮面ライダーの藤岡弘さんが画面に現れたり、ジュウオウジャーの次週予告で、仮面ライダー ゴーストとの共演が明らかになったり、抱き合わせで売られている感じがビシバシ伝わってきます。

ストーリーは仮面ライダーの方が若干複雑に感じられるので、戦隊ヒーローファンから仮面ライダーファンへのスムースな移行と、広い年齢層での視聴者獲得を狙っているのかな…と推測します。「日曜日は目が覚めたらテレ朝!」という習慣を子供に刷り込んでいるのでしょうか。なんにせよ、成功してますよね。

おもちゃ、お菓子、パジャマ、ソーセージとのコラボ商品のCMがすごい

やっぱりあるんですよ、今も。ヒーローが持ってるのと同じ、剣や銃などの武器、「王者の資格」などの、アイテムのおもちゃ。ギミックも子供にはたまらない魅力があって、こりゃノリノリでなりきれるな…!っていうヤツ。

キャラクターのカードだとかシールの入ったお菓子も健在。ライダースナックやビックリマンチョコみたいに、子供たちがオマケだけを欲しがってお菓子は捨てちゃうっていう問題は今もあるのでしょうか…。

そしてヒーローパジャマ。暗いトコで光る蓄光塗料で絵が描かれてるんです。

私は個人的には、このテのパジャマやスリッポンみたいなクツで、キャラクターが描かれているグッズはあまり欲しいと思いませんでした。

だってそれらは、ヒーローが身に付けているモノではないから。

コレは松本人志さんも同じコトをおっしゃってました。イヤ全くだ。

ただ、それらのグッズも全く意味がないワケではなくて…。息子は大変にパジャマを欲しがって、妻が密かにネットで購入し、息子大喜びだったんですが、コレは「お気に入りのパジャマに早く着替えたいから、早くお風呂に入る」という行動につながります。
ジュウオウジャーソーセージも、積極的に食べたがるので、食に対する執着がない息子にとっては、お菓子よりマシ(と思われる)な、タンパク質やカルシウムを多く含む(と思われる)食品を摂るきっかけになっています。

いつまで続くか分かりませんが、息子にとって、ヒーローグッズは今のところそんなモチベーションになってます。

と、いうワケで、今後しばらくは、息子のテレビ視聴に付き合って、ヒーローごっこに悪役や仲間として参加せざるを得ないのでしょう。さらなる研究が必要です。