1. TOP
  2. その他
  3. “海響館”って水族館でSurf n’ Turf。

“海響館”って水族館でSurf n’ Turf。

昨日ケガした息子を隣町の病院まで連れて行き、そのまま更に足を伸ばして、下関市内の水族館「海響館」に行って来ました。

息子は海響館に行くことを「いるかのしょーにいく」と言うくらい、ココで行われる「アクアシアター」というイルカとアシカのショーが大好きです。
最近は「ディープアニマルⅡ」というタイトルのショーになっていて、「コミュニケーション」をテーマにした内容になっています。


コレは人とアシカとのコミュニケーション。
海響館で最も大きいアシカの”ダイチ”と目を合わせて「ダイチ!」と呼びかけると、大きな声で返事をします。
ダイチの方を向かずに名前を呼んでも返事をしません。ダイチは「自分に向けて名前を呼びかけられている」ことを認識しているのです。


そして、いくらダイチの顔を見ながら呼びかけたとしても、「ダイチ」以外の名前には反応しません。
ダイチは「自分の名前を呼びかけられている」というコトも認識しているのです。


次はなんとアシカとイルカのコミュニケーション!
トレーナーや一般のお客さんが「ジャンプ」のジェスチャーで指示を出すと、イルカはソレを見てジャンプしますが、果たしてアシカが出す指示でイルカがジャンプするでしょうか…⁉︎
大変興味深いチャレンジです。


技は地味ですが、こちらはもっとすごいコトが起きています。
イルカが出す指示で、アシカが芸を見せるというもの。
まずイルカが人間の指示どおりに動き、ソレをアシカに見せる。
ココまではトレーニングとして想像がつくのですが、ソレを見たアシカに決まったポーズをとるよう覚えさせるというのは一体どうやってトレーニングするのでしょう?
純粋に驚き、感動します。

動画で紹介した他にも、ダイナミックな技や、よく考えるとすごい技、微笑ましく、思わず笑ってしまう技など、盛りだくさんな内容で、ショーは幕を閉じます。
花道の近くに座っていた私たちは、退場していくアシカのダイチに、近くから力一杯手を振って見送りました。