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なんだかんだで雪は好き。

あまり雪が降らない地域に住んでいます。
人も街も、あまり雪に慣れていません。積雪するとアッという間に交通機関がマヒします。積雪の予報が出ただけで軽くパニックになります。

社会人になり、ウィンタースポーツをするワケでもない私は、雪が降ればただただ面倒くさい、エアコンのない部屋に住んでいた頃にはひたすら寒い、と雪を忌み嫌う…と言ってはオーバーですが、まァありがたがる習慣はなかったワケです。

…とは言え、子供の頃、学生の頃は雪が降ればテンションが上がり、童謡の犬のように外で駆け回ったりふざけたりしていたものです。この度の積雪で、久しぶりにその感覚を思い出しました。

我が家の周りに雪が積もったのは日曜日だったので、私は1日中家にいました。
妹夫婦が用事で出掛けなければならず、4人の子供を私の実家に預けて行ったので、息子もそれに加わって、イトコ5人(…うちひとりは1歳ですから、一緒には遊べませんが)での雪遊びが始まりました。

この日の雪はこの辺りでは殊更珍しい、サラッサラのパウダースノーで、雪玉を作っても、雪だるまにしようと転がしてもなかなか固まらず、子供達は苦戦していたようですが、それなりに工夫して遊びに興じ、小さな雪だるまを幾つか作りました。
その中で一番大きかったのが、息子と私で作った雪だるまでした。

160125_snowman

ちょうど子供用バケツが帽子にピッタリでした。目の材料として息子が南天の実を持ってきましたが、つぶらすぎる瞳になってしまいました。

毛糸の手袋に雪がゴッソリ付いて、手がかじかんでしまったらタイムアップ、一旦休憩です。
実家でトイレに行こうとして廊下に出たところ、裏の木に鳥が留まっているのを発見しました。

160125_birdandbrunch

まるで花札のような光景です。
赤い花のような実のようなものが付いた枝に、うぐいす色の鳥が留まっています。
思わず写真と動画を撮影していました。

動画のタイトルにもなってますが、多分コレ、梅じゃない木とメジロだと思います。

でも、滅多に見られないなかなか風流な光景で、そしてまた、なかなか風流を感じない私が立ち会った貴重な場面でもありました。

そんなワケで、結局なんだかんだ、雪、満喫しました。と、いうお話。