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はじめての周南市美術博物館「ひつじのショーン展」に行って来ました。この企画だからこその楽しみと価値を発見!

INDEX

  1. ところで「ひつじのショーン」って知ってる?
  2. “大きいお友達”=オレ氏 が早歩きで入館
  3. 結論もう言っちゃってますが、まさにそのとおり
    1. オマケ:甥っ子のプチトラブル
  4. 見学後のショップもまた楽しい

周南市美術博物館で開催中の「ひつじのショーン展」に行ってきました。

企画展についてはコチラ↓
ひつじのショーン展 | 周南市美術博物館blog

ところで「ひつじのショーン」って知ってる?

息子を抱っこしてあやしていた頃から、土曜日の午前中の子守の友と言えば、NHK Eテレ の番組でした。

中でも「おさるのジョージ」から「ひつじのショーン」の流れは、息子が小学生になった今でも毎週録画し、繰り返し観ているほどハマっています。

子育て奮闘中の皆さんには激しく同意していただけるのではないでしょうか?

「ひつじのショーン」の公式サイトはコチラです↓
ひつじのショーン|公式サイト – Aardman(アードマン)

イギリス(おそらくロンドン郊外)にある牧場で飼われているヒツジの中の1匹、若く好奇心旺盛で、賢いショーンが、一緒に飼われている様々な動物や牧羊犬のビッツァーたちと、トラブルを起こしたり、あるいはトラブルを解決したりする物語です。

クレイアニメの手法で制作されており、粘土や毛で作られた人形を少しずつ動かして、1コマずつ撮影して作られています。

ヒツジ目線で描かれているので牧場主をはじめとする人間たちはヒツジに聞こえている“鳴き声”で会話しており、言語としては捉えられません。

物語の中でキャラクターがミルクティーを飲んでいたり、牧場主の愛車が古いランドローバーだったり、クリケットやダンスミュージックなど、随所にイギリス的な文化が描かれています。

大人が観ても十分に楽しめる、可愛らしくオシャレなアニメだと思っています。

“大きいお友達”=オレ氏 が早歩きで入館

本当は奥さんと息子と3人で行きたかったのですが、開催期間中にどうしても都合が合わず、息子と同い年の姪っ子と、その弟の甥っ子を連れ、私の母にも面倒を見てもらいながら、車で2時間以上かけて周南市美術博物館に到着しました。

駐車場に着くや否や、子供たち置いてけぼりくらいの勢いで先導し、建物に飛び込んだ私。
何を隠そう、かなりこのイベントは楽しみにしています。

実際に撮影に使用されている人形たちやセットを見ることができるのです!
かれこれ5年以上、毎週のように観ているアニメの!

これはつまり、普通のドラマに置き換えれば、

  • ロケ地巡り
  • タレントに会う

が同時にできちゃうってコトに等しいワケで、いやがおうにもテンションが上がります。

結論もう言っちゃってますが、まさにそのとおり

もう本当に、いわばドラマや映画のロケ地巡りなんです。
なんたって目の前にあるそのセットで撮影が行われているワケですから。

ただ、やはりメインの牧場のセットや、牧場主の住居のセットなどはありませんでした。
映画で使用された床屋のセットがあり、コレは映画の中でも重要な役割を果たした場所だったので感激しました。
映画では見ることができない床や壁の質感、人形のクオリティ、なるほどこんなセットを“上手に”撮影して、あんな風に映画にするんだな…と思うくらい、セットは少しチャチに感じました。
しかし人形の粘土部分をよく見ると、制作者の指紋の跡が見え、これには感動をおぼえました。

牢獄のセットには、最初から最後まで微動だにしなかった“囚犬”のネタバレが盛大に行われていましたよ!コレは映画を観た人なら見たいかも。

映画のHPはコチラです↓
「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」 – Aardman

なるほど、日頃頻繁に使用するセットはスタジオから持ち出せるハズもないか…なんて思いながら会場を巡ると、スペシャルバージョンで制作されたエピソードのセットや人形が展示してありました。

スペシャルのHPはコチラです↓
『ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた~』

このお話のラマたちがバギーでカッ飛ぶシーンが再現されていて、「オォ〜」と声が漏れました。
ちょうどここまでの道中、車で流していたDVDがこのお話だったんです。

コレらがあのラマたちか〜!と、目の前にいるのはやはり出演者ご本人なワケですから、感激しますよね。

会場はそんなに広くないのですが、1階と2階に分かれ、1階では主に「ひつじのショーン」、2階では主に「ウォレスとグルミット」や「チキン・ラン」のようなアードマン作品全般が展示されているようでした。

全体でもショーンは1匹しかいなかったように思います。

人形やセットだけでなく、物語を作る際の絵コンテなども展示されていて、大人だけで行くとそれらもじっくり楽しめると思います。今回私はゆっくり見ることができませんでした…。

オマケ:甥っ子のプチトラブル

見学中に、学芸員の方が近づいてきて、甥っ子に声をかけました。

「ガム噛んでる…?」

甥っ子は車に乗っている時に噛んでいたガムをずっと口の中に入れっぱなしだったようです。
学芸員の方がティッシュを用意して甥っ子の口元に構えてくださったので出すように言うと、甥っ子がまさかの反抗!「イヤ」と顔を横に振るのです。

説得するのですが言うことを聞かないので「ガムを出すか今すぐ帰るか」の二択を迫り、ようやくガムを吐き出した甥っ子。息子は聞き分けが良いので、この意思の強さには少々ビックリしました。マナーは良くなかったですがね…。

見学後のショップもまた楽しい

見学後には、物販スペースもあり、ひつじのショーングッズが多数販売されていました。
日頃ちょっとしたヌイグルミやキーホルダーなどは雑貨屋さんなどでも見かけることがありますが、手ぬぐい や 文具など、珍しい商品もあってこちらもテンションが上がりました。
私はショーンの手ぬぐいを買いましたよ。

ひつじのショーン展は周南市美術博物館で2018年6月24日(日)まで開催です。