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新春恒例「凧揚げカッポン大会」(大会編)

INDEX

    1. 準備編の様子は コチラ↓
  1. 「名物」と銘打たれるビッグイベント
  2. 凧揚げ大会(小学生の部)
  3. 凧揚げ大会(自治会対抗大凧の部)
  4. カッポン大会
  5. 表彰式
  6. お菓子まき
  7. 打ち上げ

準備編の様子は コチラ↓

新春恒例「凧揚げカッポン大会」(大会編)

「名物」と銘打たれるビッグイベント

私が子供のころには毎年1月15日の 成人の日 に、どんど焼きと一緒に行われる大会だったような記憶があります。
当時は「凧揚げ竹馬大会」でしたが、小学校で竹馬がされなくなり、いつからか「カッポン大会」になったようです。カッポンっていうのは、正式名称が分かりませんが…パイナップルの缶詰くらいの大きさの空き缶で作ったものは「缶ポックリ」と呼んでいたような気もします。田舎には竹がたくさんありますから、風邪ひいた時にしか食べさせてもらえない貴重なパインや白桃の缶を準備するよりも手頃だったのでしょう…っていう世代でもないですが…。

地域の子供たちが集まって、開会式も立派に行われます。もともとは小学校区の大会でしたが、この数年で小学校が統合されてしまったので、現在は「旧」小学校区の大会になっています。

さらにこの数年は、北九州市からの参加も1チームあるようです。なんでも、そのチームは北九州市内の子供たちに田舎の生活を体験させよう、という趣旨で設立された団体のようで、私たちの町で稲作の体験などもしているそうです。

凧揚げ大会(小学生の部)

まずは小学生の個人部門です。それぞれが作った手製の凧を揚げ、最もよく揚がった凧が優勝となります。「よく揚がった」の判定は、審査員が目視で行います。

この日は風があまり強くなく、子供たちは田んぼの中を元気よく走り回って自分の凧をなんとか風にのせようと奮闘していました。そんな中でもいくつかの凧は上手く風をキャッチして、安定して上空に揚がっていました。

凧揚げ大会(自治会対抗大凧の部)

子供たちに続いて、自治会対抗の大凧の部です。
私たちの自治会の他に5チームくらい参加がありました。
昔は小学校区内の各自治会でひとつずつ作り、もっとたくさんのチームがあったのですが、過疎の煽りで複数自治会の合同チームが増え、純粋に1自治会で作成しているのは私たちの自治会を含め僅かになりました。

さぁ早速スタートです!

若手3人がかりで紐を引っ張り、凧を風に乗せます。
3人がかりと言っても、凧からだいたい10m間隔くらいでひとりずつ紐を握り、一斉に走っては凧に近い者から順に手を放していきます。

1回目のトライではうまく風をつかめず、凧の反り具合などを調整して2回目のトライ。
ここで私が紐を放すタイミングを逸してしまい、凧は真っ逆さまに田んぼに墜落してしまいました。

コレにベテラン勢が業を煮やして「エェイ代われ!」と。

そうして3回目のトライでは、ベテランが激走し、あぜ道で大転倒しながらも必死に紐をコントロールし、見事に風をキャッチした大凧はみるみる大空へと舞い上がって…

あっちゅー間に豆粒みたいになってしまいました。数百メートル彼方にいっちゃってます。

こうなったらこっちのモンです。
数年前から使用し続けているバランスの良い骨組みです。

若手も交代して紐を持ち、大凧の引く感触を味わいました。
この後もう優勝間違いないだろうというコトで、ベテランが大凧をくるりと1回転させる大技に成功し大盛り上がり!
アンコールに応えようとしたところ、墜落させてしまいましたが、ほぼ無傷で凧は回収されました。

その後、他のチームが急に揚げることに成功しましたが時間切れとなり、私たちの優勝が決定しました。

カッポン大会

カッポン大会はカラーコーンまでを往復するリレー形式で行われました。
こちらも希少な純粋に1自治会のみで結成された私たちの自治会チームは、小学生ふたり、保育園児ひとりと大人ふたりのチームで決勝に残りましたが、残念ながら決勝では3位となりました。

表彰式

私たちの自治会は 大凧揚げの部 と カッポンの部 でそれぞれ優勝・3位となりましたので、大凧の部を私たち親子が自治会を代表して表彰を受けました。カッポンの部は小学生の姉妹が代表しました。
はじめて表彰を受けた息子は誇らしげで、こういう経験が地域に対するアイデンティティにつながるのだろうと感じました。

お菓子まき

全ての行事が終了したら、境内でお菓子まきです。餅まき好きな県民性はこういうところから育まれます。

打ち上げ

私たちの自治会は、地域の行事ごとに集会所で行う打ち上げが欠かせません。今回は大人の参加が少なかったですが、大いに盛り上がりました。盛り上がりすぎて途中一部の記憶がなく…私はかなりやらかしてしまったようです…

今後はほどほどにします…。

ともあれ今年も凧揚げカッポン大会は無事に終了し、良い成績を収めることができました。
今年は息子もゲイラカイト持参でオープン参加しましたが、来年は小学生。自作の凧で挑戦したいですね!