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ふれあいパーク大原湖でキャンプデビュー! 〜カヌー体験と徳地和牛BBQ〜

INDEX

  1. いよいよ本番、キャンプにやってきました。
  2. 着いたら早速カヌー体験
  3. はじめてのカヌー。奥が深い…んだと思う!
    1. 谷間にありながら見晴らしの良い湖
    2. 慣れてくると息子もパドルに挑戦
    3. カモや白鳥との戯れ
  4. 体を動かしたらBBQ。良い流れ。
    1. お父さんの腕の見せどころ
    2. 見たら分かる、良ェ肉や!
  5. 希望者は午後もカヌー体験できるってよ!
    1. 気根の生えた木と沢のせせらぎ
    2. 屋敷の石垣の跡
    3. 横断中にちょっとしたアクシデント

いよいよ本番、キャンプにやってきました。

先週の 「自宅 de キャンプ」で練習した成果を発揮するぞ!

というワケで やってきました、「ふれあいパーク大原湖」‼
いよいよ私たちもアクティブでアウトドアな家族としてキャンプデビューします!

今回はデビュー戦というコトで、県内のキャンプ場を奥さんがリサーチし、「カヌー体験」と「徳地和牛のBBQ」が楽しめるプランを見つけてきてくれました。

着いたら早速カヌー体験

キャンプ場に着くと、同じイベントに参加する人たちがチラホラと集まって来ているところでした。
スタッフの方の指示で救命胴衣とパドルを選びます。

我が家は3人で参加なので、3人乗りのカヌーを使用するコトになりました。
かつては1人乗りと2人乗りのカヌーしかなかったそうなのですが、家族3人での参加が多いとのことで、最近3人乗りのものを仕入れたとのことで、ラッキーでした。
パドルは2本使用します。基本的に私と奥さんで漕ぐ予定です。

参加者が集まって、開会式のようなセレモニーが行われました。

その中で、本日 “見守って” くださるボランティアの方が、奥歯にモノが挟まったような表現で自己紹介されました。
つまり、今回のイベントはカヌー「教室」ではないですよ。ボランティアとして来ているので、カヌーの乗り方を「指導」はできません。上流と下流で「見守る」だけです。ということのようです。

…「なにか」あったのかな…?

という行政的とか経営的とかのイザコザのギクシャク感をチラッと感じつつ、ほぼセルフサービスでカヌーに乗船、出発です!

はじめてのカヌー。奥が深い…んだと思う!

手探りで出航した我が家の3人乗り、真っ赤なカヌーは、意外とスムースに進んでいきます。
左右で少しねじれた形のパドルで、右〜、左〜と交互に水をキャッチするよう気をつけながら漕いでいると、段々スピードにのってきます。片方に力やテクニックが偏ると、斜めに向いてしまうので、反対側のパドルを浸けたままにしてザザザーッとブレーキすると、ハンドルを切ったようにカヌーの向きが変わります。なんとなく体感的に操法をマスターしながら、湖に注ぐ川の上流に向かうと、すぐに水深が浅くなり、それ以上進めなさそうな場所まで到達してしまいました。方向転換して湖に向かいます。

谷間にありながら見晴らしの良い湖

大原湖はダム湖なので、もともと川のあった谷がかさ上げされたような地形です。両側の紅葉した山を眺めつつ、谷の先には澄んだ青空が広がる、気持ちの良い景色が楽しめました。

慣れてくると息子もパドルに挑戦

出発前の説明で、

・子供だけにパドルさせて、親はその姿をスマホで撮影

という行為は危険なので絶対にしないこと、という注意を受けました。そうする方が非常に多いそうです。ボランティアの方が「カヌーは公園のボートとは違う」ということを繰り返しおっしゃっていました。
幸い我が家は3人乗りで、常に大人のいずれかがパドルを操作できるので、バランスを保ちつつ、安全に息子の勇姿を撮影できました。

カモや白鳥との戯れ

湖にはカモの一家や白鳥が棲みついていて、すぐ近くまで寄ることができました。
あまり近づき過ぎると逃げてしまいますが、動物好きな息子は大喜びです。

もう少しやりたいな…と思える満足感と疲労感で、小一時間のカヌー体験は終了しました。

体を動かしたらBBQ。良い流れ。

カヌーを楽しんでいる間は夢中で、気がつきませんでしたが、結構お腹が空いてきました。
すぐに肉に喰らい付きたいところですが、炭で火を起こして、焼いてからでないと食べられません。

お父さんの腕の見せどころ

各グループにBBQコンロと焚き付け用の新聞紙、小枝と、炭、チャッカマンが用意されています。
まずは火を起こすところからスタートなのですが、我が家は濡れた服を着替えたりしていてスタートが出遅れてしまいました。
周りを見ると、意外と皆さん炭を起こすまでに苦労している様子です。あまり自宅でBBQしないのかな…?巡回しているスタッフの方が「ちょっとちょっと、チャッカマンでいきなり炭に火はつきませんよ」と指導されている声が聞こえました。
我が家では割と頻繁にBBQをしていますので、新聞紙から小枝、砕いた炭から大きな炭…と順番に火を起こしていくことができ、スタッフの方からも「上手」と太鼓判をいただきました。

息子は白鳥が気になって脱線。奥さんも見守りに行って脱線。途中からは孤独な火起こしとなりましたが…。

見たら分かる、良ェ肉や!

こちらが自慢の徳地和牛です。写真の画質と反射具合では分かりにくいですが、サシがキレイに入っていていかにも「良ェ肉」です。柔らかいんだろうな…!と思わせといて、期待以上に本当に柔らかい。脂も旨い!

コレは焼肉用のいろんなお肉の盛り合わせ(コレで1人前!我が家は3人前注文してました)ですが、こちらは「徳地特産品販売所 南大門」で購入できます。→南大門のFacebookページはコチラ!

お腹いっぱい、自然の中でBBQを楽しみました。

希望者は午後もカヌー体験できるってよ!

BBQの後は、希望者はカヌーやって良いですよ、ってアナウンスがあると、参加者のほとんどがまたカヌー乗り場に集まってきました。

参加者のカヌーにかける思いにボランティアさんが 男気見せてくれまして、“飽くまでボランティアの範囲の” カヌーツアーを開催してくれるコトになりました。

1時間程度で湖の途中まで見所をグルッと見て行きます。

気根の生えた木と沢のせせらぎ

ツアー参加は8艇、1列に並んで進んで行きます。しかし最初の見所スポットに到着する前に2艇が脱落してしまいました。家族で2艇、大人の力が分散して、お子さんも小さいと、集団について移動するのは困難だったようです。我が家も3人乗りでなかったらキツかったでしょうね…。

上の写真にも写っていますが、この木は年間の半分くらい、かなりの高さまでが水に浸かっています。
そうすると、木の大きさに対して吸収できる酸素の量が不足してしまうため、酸素を取り込むための「気根」という根が幹から直接生えてくるのだそうです。沼地に生えるマングローブなどによく見られるもののようですね。

この木の右手から奥に回り込むと、沢が流れ込んでいて、サラサラ…というせせらぎを聞くことができます。この「沢のせせらぎ」の音からはα波が発せられていて、リラクゼーション効果があるのだとか。確かに心が落ち着きますね。

屋敷の石垣の跡

先述のように大原湖はダム湖ですから、かつて村があった場所です。ここまでにもかつて田んぼがあったとされる広大な平坦な土地を見ました。湖底には民家も沈んでいるそうですが、一部の民家がその形跡を遺しています。

対岸に見えている石垣がそれです。
ツアーはずっと湖に注ぐ川の左岸を下ってきました。帰りは右岸を上っていくので、ここで川を横断します。ちょうど石垣を近くで見て帰るコースです。

横断中にちょっとしたアクシデント

この日はここ数日では一段と寒く、少し風も強い不安定な天候でした。時折お日様が顔を出すと穏やかなポカポカした感じがするのですが、それ以外は基本的に風が吹いています。このツアー中にも何度かひときわ強い風が吹いて、ワザと葦や水草の中にカヌーを突っ込んで風をしのいでいたくらいでした。

そんな中、川を横断中に今日イチの突風が吹き、水面にさざ波を起こして、私たちのカヌーをあおりました。
ボランティアの方が大声で「全力で漕いで一気に渡ってくださ〜い‼︎」「気をつけて〜!対岸の入り江まで入りましょ〜ゥ!」と呼びかけ、コレは危険な状況なのだな…と気づきます。

必死になって漕ぎ続け、私たちの艇は1番に横断することができました。ボランティアさんの指示で、後がつかえないように少し遡上し、風をかわす入り江に逃げ込みます。

そこで見た、かつて民家だったことをあらわす石垣。
人が自然を切り開いて建てた家を沈め、人工的に湖を作って、レジャーのために遊んでいたら、自然の力に弄ばれました。

それでも入り江の先には沢があり、またサラサラとα波を放って私たちを慰めてくれたのでした。

ワクワクドキドキのカヌー体験と大満足のBBQ!
キャンプはまだまだ始まったばかりです。

ふれあいパーク大原湖でキャンプデビュー!
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