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猟友会の射撃練習会に参加しました。はじめてのラビット射撃。

猟期前の射撃練習は必須

11月1日から猟期に入ります。
ハンターは猟期前に射撃練習を少なくとも1回は行わなければなりません。

(本当はもっとたくさん練習すべきです…。特に私みたいな月イチ出猟できるかできないかの週末ハンターは、圧倒的に発砲する回数が少ないので、銃の取り扱いや発砲する感覚に慣れるためにも、射撃練習を重視すべきです。)

まずは県猟友会副会長の講話

県猟友会の副会長であり、射撃場の職員さんでもある オ…、イヤ、個人名ですので伏せ字にしときましょう、O井さん の講話からスタートです。
兎にも角にも安全狩猟が第一。後を絶たない事故事例を紹介していただきます。

事故を起こすのは鉄砲ではない、弾でもない。

事故を起こすのは人間です。猟師です。

いわゆる「ガサドン」による事故の事例で、こういうものがありました。
ある猟師が山に入ったら、茂みがガサガサ音を立てて揺れている…

イノシシか!?

その猟師は茂みに向かって大きな声で呼びかけるように叫んだそうです。
ところが茂みのガサガサはおさまらないし、返答もない。

(返答もないというコトは…コイツはイノシシだ)

猟師が茂みに向かって発砲したところ、そこにいたのは何かを収穫中の、耳の遠いお婆さんだった…

獲物を確実に目視して、矢先の安全が確実な場合にのみ発砲すること!

私たちは新人のうちからしっかり身体に叩き込んでおかなければなりません。

サルを駆除中に、逃げたサルを追っていて、その方角と距離から…あ!あのガサガサしている木に登ってるな!
…と思い込んで発砲したら、木からサルではなくヒトが落ちてきた。なんて事故もあるそうです。

脱砲は当たり前。安全装置は引き金を引けなくするだけの機構

猟銃の所持許可が下りて、狩猟免許を取得するまで、散々脱砲の確認をさせられます。
脱砲を確認して銃を分解し、そのまま組み立てた。どこにも散弾が装填される余地はなくても、組み上げたら「弾なし!」の呼称。

これが段々ルーズになっていくようです。

最近あった事故では、ライフルを軽トラの荷台に載せて走行中に、ライフルが暴発し、荷台から助手席背部を貫通して助手席に乗車していた猟師を撃ち抜き、猟師は死亡、というケースがありました。脱砲せずにライフルを荷台に置き、走行中の衝撃で撃鉄が下りたのでしょう。

特にベテラン猟師に「安全装置万能説」を盲信している方が多いような気がします。
安全装置さえかけておけば、銃が暴発することはない、と。

本当に危険です。それで実弾装填したまんま持ち場まで移動したり、なんなら負い革で肩にかけた銃の銃口が後ろを歩く人の方を向いていたりするんです。

…やめてくれ。

装填された銃は数十cmの高さから落としても暴発する可能性があります。
それを実験した動画がコチラです↓

飽くまで安全装置は引き金が作動しないように止めておくだけの仕組みであって、撃鉄が下りないようにするものではありません。

銃を手に持ったら、脱砲してないと気持ち悪い、落ち着かない、って心理くらいでちょうど良いと私は個人的に思います。
装填した途端、銃に殺傷能力が備わる感覚があります。逆に、脱砲さえしてれば、ただの筒なんですよ。

講話に続いて、いよいよ射撃練習

今回の射撃練習の費用は猟友会が負担してくれます。
全員所持許可証と弾の譲受許可証を提出し、種目ごとに必要な弾を受け取り、各会場へ移動します。

私は、射撃教習ではスキート、以降の練習ではいつもトラップ射撃をしています。そして先日スラッグ射撃を行なったので、今回は初めてのラビット射撃に挑戦することにしました。

トラップ射撃をしているメンバーを横目に、スキート場のひとつでラビット射撃ができるようになっているので、そちらに移動します。

実は今日は子守を兼ねています

奥さんが仕事だったので、年長組の息子を連れて来ていました。
家族は皆心配していましたが、息子は何度か射撃場に連れて来たことがあります。ただし、弾を購入に来ただけ、とか、1ラウンドトラップ射撃しただけ、とか、あまり長居したことがありません。それでも今日は周りのオジ様、お爺様、お姉様に可愛がられ、お利口にしていました。

そして注目の…ラビット射撃の成績は…

「クレー射撃」と聞くと、お皿が空を飛んで、それを撃って割る、というイメージをされる方が多いと思います。そもそも飛んでいるあのお皿は元々「クレーピジョン」と呼ばれていて、つまり飛んで行くハトを模してあるものなので、ハトを撃つ練習なんですね。

そうすると「ラビット」っていうのは同じようにイメージすると、“ウサギ撃ち”です。
えぇ、陶器のお皿が地面をコロコロ…っと転がって前方を横切っていくのを撃つわけなんです。

実際やってみると、確かに実際に私たちがやっている4本脚の動物の猟に感覚は近いな、と思いました。

「ハイッ」てプーラーさんに声を掛けると、まず左側の機械の電球が1回点滅し、お皿が転がり出ます。このお皿が最初の数メートルは、低く並べられたブロックの向こうを転がっているので、その間は撃つことができません。ブロックの端から姿を出した瞬間から撃つ、というワケです。

このお皿が転がる様子が本当にウサギっぽい。
クレーは地面に敷かれた人工芝のようなシートの上を転がってきます。ここの射場だけなのかもしれませんが、シートも年季が入っているので、シワが寄っていたり表面が剥がれたりしていてデコボコしています。このデコボコで時々ピヨヨーンと跳ねるんですよ。コレが全く予測不能でちょっとゲーム性があって面白い。たまにまだ並んだブロックの向こうで跳ねて、チラッと姿を出したりして、射手をからかっているようにも見えて、まるで生きているようだな…と感じます。

と、コレを1つの射台で左右1発ずつ、5番まで射台があるのでコレを一箇所ずつズレながら巡って11回、22発撃ったら次の12回目の射台では左・右・左の3発を撃って、25回1ラウンド終了、というものです。

それではここで、私のラビットデビューの様子を見てみましょう

よくしてもらっている若手猟師さん2人に撮影していただきました。

さァ、それで結果は…

25発中 14発命中

これは一緒に行なった6名の中で最下位タイです。
最初の方で慣れるまで感覚が掴めなかったな…。

次回はもっと良い成績を!

猟期に猟場では更に良い成績を‼︎
張り切っていきたいと思います。