父親になってから観る「ファインディング　ニモ」

映画「ファインディング　ニモ」のDVDを３歳の息子と観まして。
息子は初めて、私は久しぶりに観ました。私は独身の頃に姪ッ子が観てたのか、友達の子供と観たのか、とにかく今回が初めてではなく、ストーリーも知ってたんですが、改めて自身が父親になって観てみると、マーリンの直球で必死な父親の愛情にグッときます。

息子を危険な目に遭わせたくない！何があっても守ってやりたい！という強い意気込みと、そこにかける情熱は、以前に観たトキとは全く違う次元で、すごい臨場感を伴ってテレビの画面から迫って来る感じがしました。とは言っても、マーリンは事件で奥さんとたくさんの子供（卵）をなくしてしまったという計り知れないトラウマがありますから、その気持ちが完全にシンクロするコトはありませんが…。

そして、何より好きなのは木梨憲武さんの演じるマーリンの声や感情表現です。私自身、あのくらいのダイナミックさとジェットコースター感のある父親でありたいと思っていますし、それを受け入れてくれる息子に育ってくれると良いな…と密かに思っています。「密かに」なのは、そんな夫と息子がドタバタしてる毎日は奥さんにとっては鬱陶しいだろうな…と思うからです。

「ニモについては？」 …正直なところ、そこまでの思い入れは今のところありません。でも、息子が小学生ぐらいになったら、また変わってくるんでしょうね…。その頃また、観てみたいと思います。